十日戎残り福@今宮


選りすぐりのべっぴんさん揃い(なんと公開オーディションあり)の福娘に笹もっていきました
僕はこの写真一番奥の子が好みでしたので、当然この子に吉兆をつけてもらう
この楚々とした雰囲気の福娘がずらりと並ぶ反対側ではこんな光景
いやぁこっちのほうが落ち着くっちゃあ落ち着く

鶴橋地車(だんじり)


今日から鶴橋の氏神 彌榮神社の秋祭り
だんじりの夜間曳行
鶴橋に越してくることになって、はじめてだんじりが岸和田だけでないことを知った。

そういえば、岸和田だんじりも宮入するのが弥栄神社。
彌榮=弥栄=八坂 ヤサカ、イヤサカ たいそう栄えるという意味
八坂神社は神仏分離までは祇園社とよばれ牛頭天王を祀っていた
祇園とは祇園精舎(祇樹給孤独園 精舎の略) つまり仏教の世界
牛頭天王は祇園精舎の守り神
高句麗からの渡来人が新羅の牛頭山から勧進
いまの八坂(弥栄)は牛頭天王からすり替えられたスサノオ
スサノオも農耕民族によって都合良く書き換えられたカミ
これも渡来人らしい

そもそも日本は海底だったからみな渡来人か

あ、わが彌榮神社は出雲大社を模して造られた素敵な社
あれ?出雲というと、、、、

彌榮神社に宮入し本殿前に参るだんじり
岸和田にくらべれば激しさはないが、小ぶりで軽いのでいろんなギミックがあって面白い

ここからは映像で
最後にぶん回しておしまい
境内の地車小屋へ

鶴橋地車については鶴橋若中会にて。

桃谷商店街を曳航し、鶴橋本通に向かう鶴橋地車
まだ曳き綱を付けて、子供達も形だけ曳いている
だんじり囃子で育ちたかった

彌榮神社参道から御幸森神社前へ進む猪飼野地車
軽快なやり回しやぶん回し
半纏がかっこいいなぁ

曳き綱を外した地車が鶴橋本通から疎開道路へ向かう
子供達が元気でうれしいが
女の子達の元気さがひときわ目立つ
後ろを持ち上げて担ぎながら前コマだけで進む

疎開道路から参道へやりまわす地車
この曲がり角の脇は猪飼野の氏神 御幸森神社
こんな50mくらいに神社が並ぶのはなぜ?
どちらもとてもすてきなお社

氏子の家の前で手打ち(大阪スタイル)
祝うて三度!パンパン! パン!
そのまま、境内へ
参道を三度全速力で前後進
本殿前へ

舞々しながら菓子を撒く鶴橋地車

阿波踊り

町中でこんな感じで流してる連がいたりする
これは日本連 (大塚製薬の連とかを指導したりしてる)
だんだん耳がなれるとレベル高い連がわかってくる
人数は関係ない (有名連になるとそれなりだけど)
地元の連じゃなくても上手いところ結構ある
自分が上がれる連見つけたらオッカケになるといい
演舞が終わったところでその連の浴衣や法被着てる連員にスケジュールを教えてもらう 明日とか明後日とかも

で、なんかテンション上がらないなってときは元町の宴連へ

後藤ゆうぞうという京都のブルースおじさんがボブマーレーだの六甲おろしだのフリースタイルでMCしながら盛り上げてくれる
ラッパのスピーカーが立ってるから良くわかるはず
誰でも盛り上がれてハッピー

アフリカンな奴らも居る
でもこのリズムでおっちゃんが踊ってたりする
これは両国橋で勝手に踊ってる連の一つ

こんな阿波踊りにアフリカンがやってきた(youtube)みたいなのもあったりした

で、
僕は最初は苔作のような激しいビートにびっくりして楽しんでいたんだけど、あるとき娯茶平(ごじゃへい)という連にあって鳥肌が立った
オーセンティックな美しさ
紺屋町の演舞場での出演前の様子

そして、
僕のもうひとつのお薦めの連が苔作
両国橋の大岩食品の前での演舞がいちばん広いので見やすい

演舞場に入って行くんだけども、
三味線がはじまって横笛、太鼓が順番に静かに被さっていく瞬間が僕にとっての娯茶平の最高の瞬間

やばいねぇ〜〜〜〜〜

有料観覧席から見なくてもこの入り口のところでその瞬間には立ち会える
そして最終日なら連が入った後、一般客も演舞場に踊りこめる
そしてみんなでダンス!

最後は早弾きで〆める!

そして、トリをつとめたときは紺屋町演舞場から再び隊列整えてかごや町アーケードを流します
このときは、わりとリラックスした感じでいつものタイトなリズム隊じゃなくなってますが、それはそれで楽しい
リズム隊のおじさんが 若い子に太鼓渡して叩かせて、自分は踊ってたりして

もうこれ見ちゃうとね このフォロワーたちがいっぱいでるのもわかる
フォロワーそれぞれ凄く多くのファンが居るんだけど、(ちゃらいかんじでサービス精神旺盛な分)やっぱりフォロワーの悲しさ
音が締まってない リズムはそっくりだけど ぜんぜん別物

夜の栄町でのダンス これは狭い路上でやるので音もよく響いて、凄い迫力
しかもかなり近くで見ることが出来る
いつも23時ちょっと前くらいにこのあたりの何カ所かで

22時半の演舞終了から夜更けにかけての栄町や鷹匠町での輪踊りや流しがとても楽しく、ここに阿波踊りのもう一つの楽しく貴重な瞬間がある

こんなのすげ〜〜ハッピー

で、あっちゃこっちゃでこんなのやってる

で、ちょっとした料亭や小料理屋、あるいはクラブなんかがお客さんのために呼んだりする
そういう場を見つけるのも楽しい

この名調子やばいですね〜〜〜〜〜
演舞場ではけっして聴くことの無いものです

で、その続き よしこのに入り踊りに流れて行きます

で、最後はみんなで踊るんです(もちろんお客さんじゃない僕らも混ざっちゃってオッケー)
踊るんです
夜中の1時過ぎても踊るんです

いちおう、google mapsで地図作ってみました

これは楽楽連

さいごはお客さんも交えて(これは女将さんも踊ってるっぽいです)踊ります(沖縄でいうところのカチャーシー状態)

で、外しちゃいけないのが、料亭青柳
ちょっと美味しいもの好きなら名前位は知ってる日本を代表する料亭です
ここの脇の駐車場で色んな連を呼んでお客さんに見せます
道路に面してますから一般の人も一緒に見れます
ここは最近割と知られて来てる感じで、人が増えて来てます
18時前くらいから30分おきくらいに何かしらやってます

徳島の阿波踊りの裏ガイド的な、、、
とにかく、1キロ四方がほぼすべて歩行者天国踊り場になっている
あっちゃこっちゃで踊ってる 流しながら踊ってる
輪になって踊ってる
BPMも色々 リズムも大きくわけると2つだけど色々

ねぷた!


今年もマイメン西ヤンの店BRunmeLの2F特等席からねぷた堪能
店もこなれてきた感じでかなり勢いあり
客層もすごくよし
こいつと遇うと俺負けてられネェと思う
宿も決めずに来た我々は店に泊めさせて貰う

アオヤン青柳夫妻と青柳のねぷたというネタ写真

きた????????!
三浦呑龍!呑龍!呑龍!呑龍!(弘前市職員)
呑龍師の描く鏡絵(ねぷたの後ろ絵)の女性は秀逸
佐藤大節御大の千手観音もすごかった

ハラッパの前でgraf クルーがお好み焼き屋台
懐かしい顔
そして時の流れをちょっと感じる

小山 両社祭2007


小山八幡が僕の住む小山と荏原の一部にあたるエリアの鎮守様
宗教的な対立から?この小山八幡から別れた三谷八幡というのが僕の住む立会川の谷を挟んだ向かいにある
この出自を共にする二つの八幡の例大祭ということで両社祭
パルム武蔵小山商店街が勢いのあった1960年頃に大人神輿を作ったことを機に、町内会が競って(資金に苦労して)神輿を作ったのが連合渡御のはじまりとのこと
歴史が浅い故に、祭り好きが集まった感があり、正月なども神輿をだして担いだりしている
ポスターかっこいい
荏原7丁目町会 昇龍會
武蔵小山パルム 神輿會
小山4丁目町会 鳳友會
消防団
小山6丁目町会 六親會(昔の字が池之谷)
荏原5丁目町会 豪龍會
小山5丁目町会 五友會
荏原4丁目町会 鳳和會

これが小山6丁目の六親會がほこる老舗宮本卯之助商店の神輿
数年前に新調されたとのことでとても素晴らしい造作
6丁目は西小山商店街を抱えていますから祭りも熱い感じ







夕刻武蔵小山の駅前に集結
やはり観客も多いこのエリアを練るときが一番盛り上がる


夜になるとバッテリーとライトを積んでライトアップ
うちのすぐ横の立会川跡の緑道に神輿がずらりと並んで連合渡御
これはなかなか迫力ある
六親會は道すがら神輿歌を歌い上げ、気勢を上げる
これがとても楽しい 音頭取りの名調子も必聴
すてきな祭り

阿波踊り


ことしもやって来ました 徳島阿波踊り
今年は泊めてもらっている義弟の実家のある津田町の個性的な阿波踊りを見学
おと???帰ってこいと子供の人形背負って踊る
ちょっとシュールなお祭りです

そして、最近はまっているのが、10時はねてからあちこちで繰り広げられる街角踊り
これこそが阿波踊りの楽しみ

本日! 上一東町 もちつきやります!

上目黒一丁目の町内会でもちつきやります。
本日午前10:00より 上一東町会館
参加費無料

ついた餅で雑煮やあんこ、きなこなどの餅などにして食べます。
鏡餅にして持ち帰りも出来ます。
原則として町内の人限定ですが、僕の友達と言うことで参加可能です。
上一東町会館 いろは寿司の目黒川挟んだ向こう側(駅から目黒川渡った大樽の角左折、ガードくぐった直ぐ)

事前に連絡を ワキモト hw@nakame.org (携帯転送)

秋祭り 御神輿担ぎ手募集中!


北野神社の祭礼、上一東町会の御輿の担ぎ手募集中。
上目黒一丁目(籐八大樽から東側は中目黒八幡)と中目黒一丁目の目黒学院周辺が本来の町内会ですが、関係なく担ぎたい人は参加できます!
いろは寿司の目黒川対岸にある町内会館から青葉台1丁目の北野神社(コカコーラの近く)まで行ってそこから光明泉までもどり鑓ヶ崎を登って別所坂まで行って目黒学院通って戻るという、この辺りではもっとも辛い行程を巡ります。
なので、交代で担ぎたいところ。かな???り疲れます。
流れとしては、
12時頃から町内会館で食事&酒盛り(お腹必ず空かせてきて下さい!)。
13時半頃から準備。
14時スタート。
途中休憩所3箇所。(鑓ヶ崎の中華料理「花壇」で豪華中華まん食べ放題など、酒、飲み物は充実)
戻ってからは銭湯の入湯券も貰って宴会の前に一風呂浴びて・・・
その後、路上に桟敷拡げて大宴会です。
しかも、豪華お土産付き。

半纏、股引、足袋、手ぬぐいなど用意してありますので、肩当て用のタオルなどを用意するだけでオッケーです。
女子も構いません(てか、女子はギャラリー参加でもおじじどもが喜ぶでしょう)

お暇な方はどうぞ。

上巳の節供 餅つき


連れが借りてきた旧暦で暮らすとかいう本を飛ばし読み。
節供やら節気を努めて意識するようになると、ばくぜんとしていた新暦の不自然ぶりが気持ち悪いくらいに感じる。
ちょっと旧暦で暮らしてみるかなと企み中。
とはいうものの、いちおう上巳の節供を祝ってみる。
いちおう、箱入り娘を抱えてますから、、、
僕の作ろうとしていたひな寿司を連れが作ってくれる。
娘を連れて氏神様へ散歩。
このみぞれ雨がちょうど禊ぎな感じ。
ひな寿司を食べると言うことは僕の身体で禊ぐということかなぁ
とか思いながらはまぐり汁と美味しく頂く。
もちろん娘にもひな寿司の頭部になっているうずらの卵を。
えらい、食べるのに難儀しているのが笑える。

今日は啓蟄。
先週のかおり主催の餅つきに続き、知り合いの餅つきの会の手伝いに。
餅つきがどんどん流行始めてきたようで良い傾向。
今回は粟餅、黍餅も。
前回、大ヒットだったサンチュ巻きも大ブレイク!
うまし。

諏訪へ

早朝、諏訪へ到着。先週の上社に続いて今日は下社の御柱祭
諏訪湖がいい一日を予感させる佇まい。

6時の駐車場開場を30分並んで入り、急いで出発点の棚木場を目指す。
約5キロの山道。かなりの数の人が蟻の列よろしく山を登る。
途中、山の道具を清める斧立社(よぎたて)という素敵な名前のお社にお参りをする。

出発点の棚木場は30分おきに出発する5本の御柱を引く人々でごったがえす。

 

引き綱に子綱を括り付けて引く。
春宮一之柱を担当する岡谷市の氏子さん達に混ぜてもらう。
この祭りのために戻ってきている人が多い。
至る所で同窓会状態。
故郷のない僕にはうらやましい光景。

引き綱が200メートルくらいあるので、その諸所に散らばっている木遣り隊の息が合わないと何千人が力を入れても御柱はびくともしない。
息があって御柱が動くのは5回に一回程度。
思った以上にきつい。
素晴らしい声を持つ木遣りがすると空気がピンと張りつめ力が漲ってくるから凄い。
木遣りと引き子がシンクロする瞬間。皆でシェアする感動。

僕らのような飛び入りも多く、途中からどんどん引き子が増えていく。
山道なので途中狭隘なところでは通勤列車状態で、まともに引けない。
こういうボトルネックな部分が数カ所あるのでときには30分で50メートルなんてことも。
人が多いことが必ずしも早く進むことにはつんzがら無いところが奥深い。

御柱を曳行する元綱を触れるのは黄色い元綱衆。赤いのは御柱の細かい舵取りをする梃子衆。かっこいい。

先行する秋宮四の柱。自分が曳いている柱はなかなか見ることが出来ない。

先週の雪が嘘のようなきつい陽射し。アイロンもバテ気味。
松本から来ているPizaa Oneという石窯ピザの移動販売車のピザを昼飯に。
これがうんめぇ??
川上犬のオーナーで、写真を見せて貰ったがかわいい???

木落し坂到着。急な坂を重い引き綱と共に下りるのでけが人続出。
誰もがこの坂を下りたいと思うので気持ちはわかるが、曳かない勇気も必要。
ここで、「人を見るなら御柱」という言葉がよくわかる。
引き綱から離れると危険防止のために坂下に下ろされるので、みな必死。
ちょっと醜い。僕ははじめから引き綱を離れ転倒する人たちのフォローに回る。
みんな御柱に夢中で冷静な判断力を失っている。。
骨折含め何人もの人が怪我をする。ここでも問われる自己責任。いざ、大怪我がした人がいることが明るみに出れば責任は主催者に行ってしまうこと、そしてそのために次回からの祭りがより管理されたつまらないものになること。ちょっと考えればわかること。女性子供年寄り、突起物のある荷物を持つ人、不安定な荷物をいっぱい身につける人。エゴのかたまり。転倒しても引き綱にしがみつく姿は「蜘蛛の糸」を思い起こさせる。
何十人の介錯をしたことだろうか。。。

木落とし坂に到着して2時間近くかかってようやく追い掛け綱(御柱を後ろに引くストッパー)が切られ落ち始める。
おそらく事故防止のために落下直後にいったん止まるようにこぶが作られていてそこで、華乗り(端乗りの美称か?)が振り落とされる。
元綱衆や近場にいた僕らで再び引いて落とす。

落ちていく御柱。
そばで見ていると意外とゆっくり。
樅の木は皮をむいてあるので滑り落ちていく御柱に飛び乗ることはまず無理。

どさくさに紛れて氏子でもないのに上ろうとする不届き者が多い。
御柱の周りで転がっている人を介錯していると、上
から上から人が転がり落ちてくる。きりがない。
こぶだらけの上級者ゲレンデに素人スキーヤーがどんどん入ってきてる画を思い浮かべてくれたらいいでしょう。
ラグビーで鍛えられた密集での踏ん張りとタックルがこんなところで役に立つ。

 

華乗りを争う男達。

無事に木落としを終える。

引き子、華乗り、木遣り、ラッパ隊、誰からともなく歓声が沸き起こる。

あれだけ引き綱に群がっていた引き子もハイライトの木落としを終えるとどこかへ行ってしまう。
木落とし近くになると現れて威勢の良かった威勢の良い衆達はもちろん居るわけもない。
曳行が遅れて昼も30分しか休まず引き続け。たしかに辛いとは思うけどね。
徐々に暗くなり、声上げ続けの10時間。引き子も綱持ってるだけの人も多いなか、真剣に引き続けているので流石に筋肉の至る所が痙攣し、一触即発。
地区長さん達に殊勲賞だよと何度もお礼を言われ、それだけが励み。
でも、今日一番楽しかったのはこの木落としから終着点の注連掛(しめかけ)の曳行だった。

注連掛に到着。こて衆が全員でたかって安置場所に。

木落としで追い掛け綱を切った斧頭。斧(よき)も美しい。
この顔を見る限りは一発で綱を切られたんでしょう。

曳行開始から12時間。お疲れ様。

この日の模様

北野神社祭礼 上一東町会


この数日のキチガイじみた暑さはどこへやらの大雨&寒さ。
同居人が彼女とヨリを戻して(というか戻るように仕向けちゃったりして・・・)、ウチにいる。
僕の連れも泊まりに来ると男女四人がこの狭いところで寝てるという画。
そんな、朝だが、この数日ばたばたして冷蔵庫の在庫無しで仕方なく朝兼昼飯を調達。連れがパン好きなので、ナイーフに。
ミルクフランス無くて残念???なんて暇も無く次々と注文しまくる二人でした。


帰りしなガード下の町内会覗くと御輿をこれから担ぐモード。
飛び入りオッケーと言うことなので急いでメシ喰って参加。
上一東(上目黒一丁目東町)の法被なかなかかっこよくて嬉しい。


もちろんアイロンもお祭り仕様です。

ウチの向かいの籐八やらオーガニックカフェなんかは同じ一丁目だけど氏子が違って道ひとつ挟むだけで中目黒八幡。そっちの祭りの方が盛り上がるし、神社も風格あるからほんとはそっちが良いんだけど。。。なんて。
田道(清掃工場のあたり)までの各町内の御輿がバンの前の路地に集結する様はけっこう凄い。
今年は雨で省略して神社直行直帰だったみたい。


ちょっと寂しい数で担いでるので中目の街並みで浮いている。
御輿下ろすまで気付かなかったが僕の前で担いでいたのが鳥亭のおやじだった。なんかうるせえ奴居るなと思っただと。ぎゃははははは。
普段は鑓ヶ崎まで上がって花壇で休憩して戻るらしいが雨のため目切坂下の根津自動車に寄って直帰。
根津自動車で艤装中のパトカー発見。ここのNさんはこの手の特装させたらピカイチの腕らしい。呑むとただの変なじじぃ(すいません)。でも、国頭村@沖縄で浜のヤマシシと言えば誰もが言うことを聞くワルだったみたい。国頭村についに心強い拠点が出来る。
どんどんひどくなる雨で簡単に手締めして光明泉へ。ガキの頃は御輿担ぐと貰える菓子と飲み放題のカルピス(大きいゴミバケツにたっぷり作ってあった)と梨などなどはもちろんだが、終わると貰える入湯券で年に一度だけ銭湯にはいることが出来るのが楽しみで仕方がなかった。ここの兄ちゃん同じ町内だけどこのへんで銭湯ここだけになったから開店から超満員で御輿担ぐどころじゃない。
一風呂浴びて町内会館で宴会。料理が大変うまくて嬉しい。特に豚汁!花壇から中華料理の差し入れもうめえ。
菓子やらジュースにビールをどっさりもらって帰る。(人数少ないから分け前が多いのだろうか?)
しあわせな秋祭り。

徳島


徳島の義弟の実家に寄せて貰う。
徳島市のはずれの津田は漁港と吉野川を下ってきた木材の加工業者の町だったと思われる。古い路地が縦横に走る静かな町。


路地の中に突然八百屋が現れたりして驚く。
狭い路地なので塀が低かったり生け垣だったり、狭い土地にひしめき合ってるのに不思議な開放感とゆとりを感じる。


もちろん、朝の牛乳からタイガースですよ!
しーちゃんにも虎の血を注入中!!


ここまでちびた包丁みるのは久しぶり。


頭とはらわたを取って干したハゼを玄能で叩いて骨を砕く。
これを油で揚げるととんでもなく美味いおやつ。
安い魚を手間暇掛けて美味しく食べる。
すごく素敵な生活。
ほんとひと手間惜しまないだけでこんなに美味くなるとは。


送り火。
この辺は茄子の馬無いみたい。


仏様を送り出してお墓へ。
津田山の麓の墓所。
前日までの雨で湧き水が溢れて川のように。


そのまま広東なる徳島ラーメンの店に連れてきて貰う。
見た目のくどさを裏切るあっさり味。
玉子の黄味がポイント。
5回目の徳島にして初体験。
うまいー


で、かねてより噂を聞いていた茜庵のわらび餅を。徳島の人が結構知らない。老舗の趣なのに。。。
じつは、日乃出本店というぶどう饅頭で有名なべたな老舗の出店らしい。ここのメインの本わらびという生菓子と夏限定の夏のわらびを求める。包んでいる間、奥のお茶席で柚子ジュース(かなり甘い)をもてなしてくれる。

本わらびはやわらかいわらび餅でこし餡をくるんだもの。餡がちょっと甘すぎるが美味い。
夏のわらびはこの餅だけを食べさせてくれるうれしいもの。
まぶしてある黄粉とは別に香ばしい黄粉が別装されていてこれがとても良い。これは探して来た甲斐あり。
日持ちが2日しかしないのでなかなか土産にできない逸品。


昨年より一人増えました。
しーちゃんがいきなり
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利の水魚水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶら小路ぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
を諳んじてびっくりする。
あ???にほんごであそぼで憶えたのね。
なんかけっこう流行ってるみたい。楽しい番組だもんね。なにげに予約録画してたりします。


阿波踊り出撃前。
徳島城公園の練習場で肩慣らし。


アイロンはどこへ行ってもスーパー人気者。


川沿いがボードウォークになっていてとっても素敵。
これ見るだけでもけっこう満足できるかもね。


エイサーも今年も参加。
あ?い?や?
の掛け声に
いや?さ?さ?
でレスポンスしながら踊ってたら変な人扱いされた。
意外と東京の方が沖縄モノに慣れているのかも。


俺連
ゲストはいま徳島に住んでいる四代目魚武。


デザイナーのというか饂飩仲間のジュンコちゃん。
娯茶平(ごじゃへい)の三味線担当。決まりすぎ。やばい、惚れる。


娯茶平は徳島最大の連らしい。
ちびっこ連を先頭に他の連を圧倒する鳴り物踊り手。しかも浴衣が渋い。
三味線からはじまり笛、太鼓がだんだんと被っていくオーケストレーションは鳥肌。ミニマムの快感。
そして女踊りの波のような美しさ。
すべてがオーセンティックなスタイル。
はじめは苔作に度肝抜かれたが、これ見てしまうと霞む。。。
この囃子を聴くだけで涙が溢れてくる。

ジュンコちゃんリターンズ

ねぶたはロックで阿波踊りはトランスでした。

アースデー

なんとなく気分がよいので歩いて代々木公園まで。ちょっとアースデーもマンネリな気分があってあんまりブースやイベントには興味ない。
戦争の帰趨がほぼ見えた今、日本人にはきっとイラクが過去になりつつあるということを確かめにパレードに参加。案の定1万人くらいしかいない。あの芝公園はいずこへ?筋金入りの活動家が目立つ。多様性がすっかり姿を消していた。でも、その分筋金入りの方々と話が出来た。僕にはラジカルすぎる。戦争反対とか小泉反対とかユダヤの陰謀とか自信を持って言い切れるってうらやましい。

パレードの途中で青山faiに。
ハイネケンのDJ発掘コンテストの審査員。クラブ関係のサイトに関わっているくせに意図的にクラブ業界内の付き合いをしていないので、こちらは知ってるけど向こうは知らないという微妙な雰囲気。ひとり20分のミックステープをヘッドフォンで4人分聴いてその中から一番を選ぶ。5分も聴けば善し悪しが分かるけど最後まで聴いてあげなきゃと頑張る。これがけっこうしんどい。この選ばれた人々からまた一人を選ぶ作業。みんな上手く繋いでるんだけど何が伝えたいのかが分からない。で、最後に鈴木恵美子という女の子のミックスでしっかり踊らされる。

で、審査を終えて外に出ると虹。慌てて広いところへバイクを走らせる。
20近い人に電話をかけまくる。
こんなでかくて綺麗な虹はほんと久々。
一昨年の明治神宮の坂本龍一の時も虹だったよなぁ。(スタッフだったから半分上の空だったけど)アースデーの魔術。感動。

代々木に戻ってガイアシンフォニー4を長谷川さんとその友達サトコさんと観る。睦稔が魚でさえこんなに笑えるぐらい個性的なんだから、ましてや人間は、、、みたいなことを言っていてぐっとくる。
何度観ても素敵な気持ちにさせてくれる映画。
サトコさんは青森出身。このところ盛り上がってる青森熱に決定打となる出会い。ねぶたにみんなで行くこと決定!僕はその前に一度いくつもり。


雨のパレード

world peace nowに行く。
僕は行くよって周りに告知して誘うことはしなかった。気が向けば来ればいいし、来て会えなくてもそれはそれで違う視点をあとで共有すれば2度美味しい。
ものすごい雨だから人が集まるのか心配したが、あの雨の中2万人弱も集まったそうだ。
今回は僕は姉さんから送ってもらったPACE(平和)の旗を身体に巻いて、朝になって盛り上がってJames BrownのLove Power PeaceジャケとJimmy CriffのThe Harder They ComeのサントラジャケをスキャンしてアイロンプリントしたTシャツを作って参加。
雨のため、やたらカラ元気になる人と黙々と歩く人に別れる。僕は後者でちょっと内向きな気持ちで歩く。傘も差さずに歩くとどんどん意識がパレードから離れていき、いまの30代(僕ももちろん含まれる)以上のパワーが衰えたら世の中もがらっと変わるだろうからそれまではもう古臭い意識に付き合おうという楽天的なのか悲観的なのか分からない理屈に堂々巡りをする。結論は自分が生きていく最低限の環境だけでも綺麗にしていくしかないなって当たり前の結論。
今回も涙が溢れてきた。解散後の代々木公園で待ち合わせたタカユキも泣いていた。(無理矢理連れてこられた彼女は違う意味で泣いていた 笑)公園通りで会った康代とその友達は参加できてすごくピースだと飛び跳ねていた。参加はしなかったけど見送りだけしたけど涙が流れてきたっていうメールも。数の上では僕の周りはカミングアウトが5人増。
雨なのでやめてしまった人、雨だから参加したアホ、それぞれに思いを送ってきてくれて有り難う。

5万人参加した


メディアは数万人っていう表現しているので主催者発表数字なんだろうから、どういう根拠で出た数字か微妙なところ。
でも、それなりの迫力があったと思う。
今日付けの朝日夕刊で鶴見俊輔が『「殺されたくない」を根拠に』と題したコラムを書いている。
テロ後の第一回ピースウォークから参加している観察から以前の反戦デモの軍隊行進のようなものとははっきりと変ったスタイルがある。女性が主導となっている。女性は日々の生活に根ざした視点から反対しているからで、理論で平和を説くのではなく、自分が殺されたくないということに反戦の根拠を求めているからだ。
ちょっと荒っぽく要約したが、男尊女卑の傾向がある僕が鈍感なのか、僕の周りの感覚では男女限らず殺されたくない・いやだっていう「子供じみた」感覚で反戦してる。
組織や会社に縛られず仕事をしている人が多いせいなのかもしれない。

ヒルサイドテラスの麓の旧国鉄官舎跡地では桜が満開。この10日から2週間後に目黒川が満開になるのがお約束。
もう間もなく。