三枝彩子 いとしのオルティンドー


何年か前 徳久から誘われた谷中の寺でのライブで共演していた三枝さんという素晴らしい歌い手さんがいます。
歌い出しまでは、うつむき加減で大人しそうな感じなのですが、声はもうバズーカ砲です。
ど迫力です。ふっとびます。でも、とっても優しい包み込まれる音。(おばあちゃんの優しさではなく若い優しさ)

モンゴルの民謡であるオルティンドー(意味は長唄)をそのときにはじめて知った。
それからは、ちょうど彼女の出産などでライブが無く、子育て日記となった彼女のブログを覗くのが楽しみだったりしました。
春頃から活動を再開されて、ついに音源を出すと言うことでやった!
そして、発売記念ライブをやるということで、仕事を15時に上がって(さぼって)新幹線に。
江古田の会場にぎりぎりで到着。

平安の喜びだったかな?1曲目から声のマジック
ライブの時って音に集中したくて目をつぶってしまうコトってよくあるんだけど、そういうの不要。
向こうからどんどん入ってきてくれるの。

岡山さんの倍音声との絡みも心地よかったり、
レコーディングに参加したブラス隊が参加して賑やかだったり、
プロデューサー関島岳郎氏の(ちょっと鼻につく)世界観に乗せられながらも、ほぼほぼ負けてないところがなんとなくうれしかったり、
息子のナーダム君かわいかったり、
相席となった親戚のおばちゃんがとってもすてきだったり、
アットホームなライブでした。

大阪からの交通費はじゅううううぶん元が取れた素晴らしい晩でした

帰りに立ち寄った池袋のカメルーン料理の肝っ玉かあさんも楽しませてくれてお腹いっぱい。

http://www.geocities.jp/offnote2005/saegusa.htm
http://www.amazon.co.jp/Hymn-Wind-三枝彩子/dp/B00178XELQ