再び早川町へ


原稿の締め日が今日なのでトンボ帰りで戻る。
休日の6時に出発したので順調に。
時間的な余裕もあるので笹子峠の旧道を走る。
昭和30年代までは現役の峠道だったとは思えないほどの静けさ。
笹子隧道はちょっと怖い感じ。(心霊スポットにされるのも分かる気がする)

調子に乗って旧道を見つけては走る。
どこも防災訓練で消防団のミニポンプ車が出動していて楽しい。車種や装備もまちまちでバラエティ豊か。

東京へ


前夜の酒宴は大フィーバー
床や廊下や机の上などに撃沈したモノどもが眠る中、黙々とPCに向かうモノ一人。卒論発表が間近に控えているのだろうか。。。
大フィーバー大会をこっそりと抜け出し仮眠を取った僕は暗いうちに東京へスタート。


笛吹(富士)川沿いの道は快適で開放感がある。
やまだらけの町から下りて来たから特に。


1時間ちょっとで甲府盆地を駆け抜ける。


あんまり快調に飛ばしていると燃料計を見落とすもので、新笹子トンネルを過ぎた下り坂でガス欠。
民家も見えないところで泣きそうになる。
幸運なことに峠を越えた長い下り坂。
30分かけて9キロほど自走。
セルフだったので一瞬暗くなったが(バイクのタンクは4.5リットルなのに千円単位でしか給油できないところが多い)クレジットカードも使えたので助かった。
キグナスさまさま。


眠気と闘いながら大垂水峠だけは早い時間に越えておこうと頑張る。
八王子に入ったところの交差点のベンチで30分仮眠。


ガス欠や仮眠で遅れたので、休日朝の都心部の渋滞に巻き込まれ結局6時間かかって帰着。
彼女の家で仮眠して、参宮橋のオリンピック青少年センターへ。
ウィルシードの創立3周年記念講演とレセプションに出席。
よのなか科の藤原和博氏と元ユニクロ副社長の沢田貴司氏がゲスト。藤原氏のやらしいオーラは教育者としてどうなのかなぁ。。。沢田氏の問題意識は明確で大変モチベーション上がる。
人材育成会社のパーティーということで僕にはむずがゆい雰囲気。質疑応答さえ我がゴト語りする「積極的」すぎる人々ばかりで目が点。(その中にはなんとTSUTAYAの増田氏もいたりして。。。大丈夫か?蔦屋)
百式の田口さんを誰かから紹介して貰うが、あまりのナイスガイぶりに混乱して百式のサイトの管理をしているぺーぺーかと勘違い。メルマガ読んでますよとか月並みな会話して終わる。

早川町


前日の取材で行きそびれた榑坪(くれつぼ)集落の七面堂に。
集落から山道を歩くこと30分。
近年、きれいに整備された感じ。
七面山の二之池を彷彿とする景色でなごめる。


炎天下での取材が続き戻ると疲労が溜まっている。
が、
取材先から鹿の刺身を頂いたりすると一気に上がるので不思議。
しかも、美味しいおにぎりまで。。。
鹿刺は肝炎の感染源ということもあるので食べ過ぎは良くないらしいが、箸は止まらない。
滋味。

早川町


取材スタッフが泊まる薬袋(みない)集落の氏神様 子安八幡。
苔の絨毯が好きで毎日お参りする。


薬袋集落は南側斜面の扇状地に拡がる。集落はずれには沢も流れ、日当たり・水ともに早川では恵まれた土地。
そば・茶・ぶどうからワサビまで小規模ながら栽培している。


山と川の町なのだが、町の中心を流れる早川はダムが出来、送電用水として山中に掘られたパイプラインでショートカットされるので川幅に較べて水流は貧相。
ダム放水のせいか、無数にある砂利採取場のせいか、水は昼前になると濁る。
生活用水も垂れ流しなので洗剤の臭いがかすかに漂う。


山奥の集落にも郵便屋と宅急便が毎日のように現れる。
宅急便の兄ちゃんは住民がゲートボールに興じてれば、そこに顔出し受領サインを貰っていく。


榑坪という集落で取材。
おばあさんと道端に腰掛けながら話を聞く。
まぁお茶でもと家に呼ばれる。
昨秋けがをして5月までリハビリ施設に入院、車椅子の生活を勧められたほどの方が畑に出て働いている。
道芝を刈ってきて一日干して縄をなうという。


結局、気が付くとお昼までご馳走になる。
出された漬け物にはばぁーーーっと味の素。
今も使われているかのような釜が台所で存在感を放つ。


早川沿いのキャンプ場で川遊びを。
信じられないほど水流が少ない。
おかげで比較的安全に川遊びが出来る。
水は冷たいが泥粒子で透明度も低く、洗剤臭もかすかにする。
野川の方がきれいだと思う。
久々の川遊びはスリリング。


夕食は自炊。
町に夜も開いている飲食店は片手以下。
この日は僕がなんとなく調理担当。
コンビニはもちろん、生鮮食品を売る店は無い(週に2回移動販売車が来る)のでありモノだけで何とか調理。
とうがんのスープ、クーブイリチー(ここでもかい!)、茂倉瓜と豚肉のとろみ炒め、白菜・ツナ・春雨のサラダなどなど、、、

早川町

富士川の支流 早川はこれでもかというぐらい大蛇行を繰り返す。
フォッサマグナが貫く。



日付変わるまで呑んで、朝から取材。
5時には畑に出てる人たちから見れば十分寝坊。
けだるい感じで打ち合わせをすませ、取材に出る。
山の緩斜面に点在する集落ごとにアポ取れるところは取り、それ以外のものはアポ無しで取材。歩いてるばあさんに立ち話で取材したり。そのまま家に上げられ茶のみならず昼飯もご馳走になって土産までもらったり。

早川町へ


ほんと休む間もなく旅が続く
今日からは2000人のホームページを手伝いに山梨県南巨摩郡早川町へ。

ほんとは夜中に出るはずが疲れのために体調不良でたまった仕事を片づけ仮眠を取ったら朝だった。
7時半出発。


スタート遅くなって環七で渋滞。
その後甲州街道も断続的に流れが滞り高尾まで2時間かかる。


しかも上野原から笹子トンネル手前まで何カ所も片側通行で舗装工事をしている。
今の工事は一度に一車線分のアスファルトを削り取る工作車が一気にはつってあっという間に路面の再舗装が可能になるのね。
都心ではあまり見ないスタイル。


新笹子トンネルの手前の峠道は綺麗な道だが40キロ出るかでないかの低速走行。
後続車の邪魔にならないように気を遣う。
が、この新笹子トンネルの3キロだけはそれもならず後続車の来ないことを祈ってぶっとばす。
特にトンネル内は山形になっていてしばらく登り勾配なのがつらい。
しかも、対向車が大型だとかなりの風圧受ける。
かなりの緊張。


途中激しい雨に見舞われて6時間半かかって到着。
着くと雨が止む。
4ヶ月弱ぶりの上文研のある交流促進センター。
しばらくの宿。というか合宿所。


仮眠を取って疲れを取る。
バブル期の勢いで町が作ってしまったキャンプ場LAND ROVER EXへ。
官民から有志が集まって開かれているフィールドミュージアムの準備委員会の打ち合わせに参加させてもらうことに。


もうちょっと生ぬるい感じを想像していたが、町民のかなりシビアな目にちょっとほっとし、問題意識をシェアしているうれしさも感じる。
観光の核になるはずの町営施設のあり方についてかなりの議論がされる。
町だけではどうしようもないレベルの構造的な問題と町レベルだが大きい町ゆえに動きが遅い問題と、すぐにでも変えていける問題がパラレルに話し合われていて、まだ論点の整理と言うより問題意識の共有をしているところ。
そとから手伝わせてもらおうと思う身には頼もしい会議でした。
詳細はその性格上公開できません。あしからず。


手際の良い進行役の方のおかげで堂々巡りになりがちな議論がつぎつぎに片づけられ(正確には宿題か?)2次会に。
バーベキューをしながらなんとなく早川を巡る色々なトピックが自然発生的に話し合われる。
気が付くとてっぺんちかくまで。

江ノ島


うわさのkiiiiiiiのライブがあると南風から教えてもらったので久々のワンプレート・ギャザリングに。でも夏の江ノ島を選ぶあたり完全にバッドセンス!この集まりに来る人たちにも似つかわしくない。やっぱりTPOって大切だと思う。そういう意味で彼らはオタクでしかないということか。。。人生は編集なんだけどなぁ、、、

とぶつぶつ言いながらもこのあと葉山へ逃げるために猛暑の中ジャイロで江ノ島へ。
江ノ島行くときはいつもこのモノレール道を使う。最近までバス専用道路だったので地元民の抜け道なんだけど、それ以上にとっても気持ちの良い道。


で、kiiiiiiiのライブがはじまる。
びみょう???
周りの海の家とトラブって一旦中止。起こるべくして起きた事態。コミュニケーション不足。彼女たちにかわいそう。
で、場所を移して再開。
コメントのしようがない泡沫バンドに寸止めしてる感じ。
見かけはチープなんだけどうねりがある。
なんだろう。妙な既視感がある。


しかし、いくら彼女たちが良いといっても江ノ島の嫌な味が襲ってきて2回目のライブを待たずに葉山を目指す。
大渋滞。
バイクは楽ちん。裏道もかなりすいている。
夏らしい海。


一色海岸到着。
さすがにここも今日は人が多い。
海小屋へ。久々のヤマケン・カズー・わたなべ君。
いわゆるズージャな選曲。ちょっとこの海の景色とはマッチしない。
わたなべ君の彼女を紹介される。ちょっと変わった子。藤沢の雑貨屋の店員とそこで回すDJ。きゃーありがち。半年ぐらい会話が成立しなかったってところがナイスなポイントかもね。
彼女としばらく話し込みながらチルしていく。


すみや君が海から登場。女子とタンデム。
海小屋に戻るとスチールパンのライブ。
いいんだけど、4つ打ちの打ち込みを被せていまどきな音になっているのが減点。
最初のアコースティックのみはもうたまらん。

ご機嫌山下洋輔登場して華やぐ海小屋をそっと抜けだしブルームーンと松を覗く。
かなり混んでいる。やっと夏が来たってかんじ。

帰路、実家に寄ったら爆睡。
起きたら翌昼だった。
慌てて家に戻る。
予定押せ押せなのにスチールパンで遊んでしまう。

CELL


真空管閉店後どうしているのかと思ったらCELLというフレンチラウンジになっていた。
で、今晩は真空管常連の会というか滝内氏を励ます会ということで友人のアサコちゃんが奮闘。
僕はひさびさに知らない人達のために選曲。
真空管だからレゲーとラテンでラウンジー(笑)
ジョー・サンプル、SAL、DA LATA、ミシェル・フーガン、エリスレジーナ、 Likwid Biskit、アルトン・エリス、コーネル・キャンベル、デューク・ピアソン、エリカ・バドゥ、マンデーミチル、Alis Babs、レイ・テラス、ホセ・パディーア。。。
超満員で女子率70パーセント。僕一人で4時間の選曲のため指をくわえてみてるだけー
会話を邪魔しないような音圧にしたけれど、踊れる選曲だったので終わってから何人か面白い選曲ですねって遊びに来てくれたのは嬉しい。
久々のアウトプットで気分が上がる。

滝さんはすっかり老けこんでしまって心配。

誕生日


毎年のことだが、淡々と過ごす。
前日までの旅の反動で、恐ろしいほど静かな日中。
夕方まで誕生日というのを忘れていた。
前日、どういう行きがかりか遊園地行こうと言うことで新生後楽園ラクーアに。
サイトを見ると携帯でアトラクションの予約できるということなのでその時間にあわせてその前の腹ごしらえ。
念願のカブール食堂へ。予約していったが僕らが最後の一組だったらしい。入り口に満席ですの貼り紙。大きいテーブルに二人しか使わないのに満席というのはちょっともったいない気がする。キャパの問題でも無いようだから相席でもかまわないと思うのだが。


料理は単品でも取れるけど、選ぶと結局コースと変わらない。
乳酒うめー。パラウというオレンジピールが入った炊き込みご飯(トルコとかのもに近い)やカバブーもうまい。料理出てくるの早いのもうれしい。紅茶も緑茶もカルダモンが効いていて大変気に入った。
スズキコージの壁画が楽しいです。
やばい店。


遊園地に来たのは10年ぶりくらいか。
駅から入るといきなり目当てのサンダードルフィンが爆音をたてて瞬く間に視界から消える。
びびった。


これがドコモのやらしいCFに出てくるやつ。
まさかあれを地でいくとは。。。。
でも、この予約はほんと便利。


30分待ちの行列の脇を一気にすり抜けて割り込める快感。
待ち時間ほとんど無しで乗れる。
しかし、待っている間に少しづつ緊張が高まる感じがなく、あっけなく乗ってしまうというのはある。


こんな角度であっけなく上がっていきます。
しかも、騒音対策でむかしのジェットコースターのような軋む音やカンカンという歯車の音はしないのであれ??って感じでてっぺんへ。
そこからの落下はもう落っこちるというしかない感じ。車両丸ごとフリーフォール。あの感じは思い出すだけで怖い。とてもじゃない手を上げてきゃーーーーなんて言えないわ。
あとはもう早く終わってって感じ。
もうむり、もうむり、もうむり。
恐るべしサンダードルフィン
人生久々に膝が笑う。


観覧車に乗る気力はかなり失せ、ぼ?っと園内を歩く。
汗掻いたので冷たいものをということでサーティーワンへ。
いいタイミングで噴水でショーが始まる。これがなかなかの見応えあるもの。

園内を入場無料にしたのは大変良いアイディア。人が集まり賑わいが出て雰囲気もいい感じ。アトラクションのクオリティーも高い。飲食がちょっとパワー不足なのが残念。後楽園のイメージを敬遠されたのかセンスがなかったのか。。。

また来たいと思った。

東京へ


始発に乗るため名古屋駅へ。
5時半前に一本出るが、豊橋への電車はなんと、6時までない。
のんびりと駅を目指す。
おかげで柳橋中央市場を覗くことが出来た。
こんな大都市の駅前に市場が残っているのは驚き。
マルナカ食品センターでかいと思ったら2階以上はすべて駐車場だった。
最近は町全体凋落著しいらしい。


10時過ぎに熱海に到着。
網代の干物屋と定食屋で朝飯をと考えていたが、面倒になって熱海港の釣り船屋のめしを狙うことに。
死臭が漂う観光地も脱皮中とみえ至る所で大きな工事をしている。まだまだブランド力はあるのか平日だが駅前にはそこそこの人はいた。
で、いつもの第一富士丸で鰺のたたきを頂く。こんな店でも熱海価格。まぁ美味いからよしとする。しかもここで働いてる若い奥さんいつも僕好み。


熱海のサンビーチもこの数日の好天もあってかなりの賑わい。

熱海港の脇にマリンスパ熱海という温泉やプールがなどが楽しめる公共施設が出来て賑わっていた。
中途半端に古くさい熱海の宿をサポートしてくれるいい施設とみた。1300円取られるが、熱海宿泊者は1000円。

熱海後楽園ゆうえんちも解体が進んで何かになるはず。


品川に着いてコンコースに上がるといきなりタイガース。
もうびっくり。
85年の優勝時でさえ、東京でグッズを手に入れようとしたら京橋の阪神航空へ行かないと無かったのになぁ。。。

誕生日イブ


どういう縁かしらないが彼女が石垣島ラー油の辺銀さんに餃子を教えてもらってきた。暖め直しだったけど十分美味かった。皮と餡ももらってきたので彼女が作ってくれたが申し訳ないが暖め直しの勝ち。ペンギン食堂も子供が落ち着いたら復活のようなのでちょっと安心。そのかわり石ラーの量産体制に入ってるらしい。確かに沖縄行くとどこへ行っても売っている。
で、
0時を狙って彼女がコヌレのケーキを。
でも、おれ昼の2時の生まれなんだけど
って言ってしまう自分に自己嫌悪。
うまいなぁ。酒の効かせ方が絶妙。

名古屋


祖母と近所のめん処に行く。
母の同級生だそうだ。
カツカレーうどんを食べる。
期待していなかった割にはうまい。
麺もしっかりしている。


祖母のぼけがかなり進んできている。
周りの人は根気良さが求められる。
僕が来ているというので親戚が次々と顔を出してくれる。
従兄弟の飼ってるスミレちゃんも登場。
アイロンは先輩風ふかして倍以上もあるスミレに威張る。
女の戦い(笑)

叔母から小池レコードのオヤジが亡くなったことを教えられた。ウチとも付き合いがあるのを知らず、何度か遊びに行っていた。結局、一枚もレコードは売ってもらうことはなかったけど、残念なこと。合掌。


夜は近所の美味しいトンカツ屋に行くつもりが、盆休み。
近くの丸小に行くことに。丸小といえば小汚い感じのいかにも肉屋という趣だったが、とても綺麗になっていた。しかも、飲食もやっているのは知らなかった。
もともとここの肉は美味しいので、しゃぶしゃぶのコースを。
祖母も肉が大好きなので。(というか、まるっとコースを平らげたのにはびっくり)

でも、この楽しい時間も1時間後には祖母の脳のどこかで封印されてしまう訳で、この時間が楽しければ楽しいほどなんともいえない複雑な気持ちになる。


祖母の家から名古屋の駅まで4,50分の道のりを歩くことに。
栄の街が青く染まっていてびっくり。
ドコモのネオンサインでした。
ちょっと度が過ぎる輝度。
居住者のいない地区だからこれでいいのか?
街全体が染まるっていうのは異常だと思う。

夜行列車で帰るつもりが時間を間違えて乗り遅れる。
いまさら祖母のところに戻るのもしんどいのでインターネットカフェで夜明かし。

高松から名古屋へ


連れが朝イチの飛行機で東京に。
僕はそのまま宿のそばの松下からはじめる。連れを気にせず歯止め無く暴走。徒歩とはいえ2時間で6軒でグロッキー。森製麺所と高松市役所食堂は断念。

松下 この狭い店に近所の高校生やら地元のおっさんが小腹を満たしにくる姿を見ていると、それに参加している自分がうれしい。天かすがいけます。

松家 今日は細いのん冷たいのん1玉、太いのん温いのん1玉。やっぱり早い時間の太いのんはうまい。細いのんも早い時間で冷たいのんだとけっこういけるんだね。

うどん市場 定食などが多いので遠慮しがちだがなかなかどーしてこしのある麺。近所にほしい一店。

丸山 ふつうになごめてしまう。意味不明にいつも長居してしまう店なんです。麺はちょっと気合い不足。天ぷら揚げたてに当たればうまい。

さか枝 完全セルフなのになぜかいつもぶっかけを頼む。好きなの。しょうがとごまと天かすと出汁のハーモニー。煮てない揚げがあれば完璧なんだけどなぁ。僕の好きなうどん。

竹清 揚げ場のおばちゃんの好みのタイプじゃないのに半年以上前に来たのを憶えていてくれたのはびっくり。でも好みじゃないから声も上ずってくれないしサービスもなし(笑)今日は麺がいままでで最も出汁とフィット感あった。



H?いもたいがいにして、マリンライナーに。
坂出のコンビナートが番の州という広大な浅瀬を備讃航路の浚渫土砂を使って埋め立てたため、桁違いの坪単価で広大な埋め立て地を作ることができたという話を丸山に来ていたお客さんに教えてもらった。親父さんが漁師で番の州を追われた補償金で土建屋に転向したがうまく行かなかったという。
浅瀬が魚にとってどれだけ大事かをあの当時誰も認識していなかったことは凄いこと。たかが4,50年前の話。浅瀬の藻場は漁師にとって邪魔なものという認識しかなかったとは。。。。そして、鯛がいなくなった。

姫路城

こんなに誘われたら入るしかないでしょう。
きっと外すけど。
やっぱり。
でも讃岐うどんから口を俗世に戻すにはちょうどよし。
あーまずぅ。

商店街には延々とこれが、、、
あーここは兵庫県か。


姫路から豊橋までのJRの快速列車の座席の快適さは犯罪!
他の地方の人はこれ別に乗車券が必要ではないかと思うくらい。
首都圏の人は怒るべきだわ。
同じ料金払ってるんだから。
会社違うけどさ。
ということで快適に爆睡して名古屋へ。

僕が来るといつも祖母は近所の福づちの鰻を取ってくれる。
この岡持というのか名前がわからないがお重が4つはいる入れ物がかわいい。
吸い物がやかんで来るのもうれしい。

讃岐の旅


朝の一軒目。
豊中という高松から30キロ近く離れているところなので高速をぶっ飛ばす。
阿波踊りの疲れが抜けきっていない連れの目覚めが悪く出発が遅れたので。。。。
うどんの旅は朝6時出発が基本だよ????????!

で、上杉食料品店です。
旧道に取り残された地元のための商店という感じ。
食料品店の奥にテーブル席があり、その奥が製麺所になっている。
麺はツヤがあってコシがありすぎないバランスがよいもの。わざわざ早起きする価値十分あり。うまい。
天かすも僕好みのこまくて甘みがあるもの。


場巣という名の居酒屋。
昼定食もはじめました。
田んぼの中にいきなり出没する。
ちょっとこわい。かなりこわい。
手前の県道を左手よりくると二台のバスに睨まれるわけで。。。
三角形の土地に合わせてバスが2台ずれて並んでるって画が実はびみょ?に来る。


幹線道路でも何でもない畑の中を抜ける道の脇に突然、青空市場まゆやまは現れる。

あとでわかるのだが、このあたりは地域をあげてこのような産直市場をあちこちでやっている。


おのおののブースの木箱にお金を投入。

無人販売所の集まりみたいな感じ。

日用雑貨まで売っている。


やまうち
市をいろいろと覗いて興奮冷めやらないまま到着。
ついに駐車場の整理員を雇うほどになった。
今日はちょっとゆるめでしたが、出汁はうまい。
むっちゃ好き。
でも演歌のポスター減ってこざっぱりしちゃったな。


赤坂製麺所
山越などの土日休み系がこのへん多いので谷川までの時間つぶし&連れをわらかそうと思い赤坂に。
旧道にある看板が小綺麗になっていておやっと思うと裏の駐車場も整理されて日よけなどが出来てる。
店にはいるとカウンター奥に若い兄ちゃんが2人いてびっくり。
麺は相変わらずの緩さ。はさみで切るネギ。
ばあさんどうしたのかと思ったら奥で座り込んでる。
身体よくないらしい。
ちょっと肩すかし。


いなか
3枚別々の店名の看板あったが、ついにいなかに一本化したらしい。
地元の人が食べてんだか暇つぶししてるんだかわからないところがこの店。
超脱力店。
赤坂ついでに。


谷川米穀店
もう行く度にびっくりする混雑ぶり。
山間の県道がここだけ100メートルほど両側に駐車車両に溢れてる。
子供連れでこんな店くるな!
4人で2杯しか頼まず子供にだらだら食わせるな!
グループできて他の人食べ終わるまで待つな!
注文するときになって考えるな!
わからなかったら前もって周りに訊け!
じゃなきゃ前の人と同じ注文しろ!
うまい。
唐辛子うまい。
でも、わざわざこの山奥まで来て並んでまで食べるべきか疑問。
麺の香りが弱いのとのど越しが物足りないのかも。


上原製麺所
一気に海まで下る。坂出!
閉まっているとわかっていたがとりあえず覗く。
しまってた。ざんねーん。
こんどこそソフト麺のような袋破って茹でられる麺がなぜこんなに美味いのかしりたいなぁ。



エミちゃんけんざ???い!
細くて延びのある麺が僕の好みなんだけど、今日はちょっと力不足。でもなんだかうまい。
ポン酢と醤油とともに当たり前のように味の素が出されるところが肉体労働者の店の証(笑)
もちろん使わないけどね。
みんながんがん使ってます。


根っ子
ジャングルうどん!
閉店間際だがそこそこ腰ある。
出汁はちょっとくさい。
そろそろうどんに食べ飽きてきたので低めの評価。


多度津 桃陵公園
で、少林寺の上にある多度津港を見下ろす公園で昼寝。
まだまだ野良犬集団健在。
今日は麓が霧かかっていて、瀬戸内の島や平野の山々が浮いているようできれい。


金比羅さん
腹もふくれたので金比羅さんに今回も登る。
連れが阿波踊りの後遺症あるためのんびりと。


こんぴら狗開運みくじ
この犬の背を開くとみくじがある。
100円なのにみくじと小さくてかわいい金メッキの犬のおまもりがついてくる。これおすすめ!
ちなみに大吉引いてしまう。


疲れた身体に甘味。いつもの灸まんで。ほんと生き返る。


レンタカーを8時までに返すのを忘れていて気が付くと6時半。
ひえ??????
でも、番の州を爆走して瀬戸大橋を連れに見せる。
ほんとは、番の州の脇に地元の人もあまり知らないすごい素敵なビーチがあるんだけどなぁ
行きたかったなぁ
で、高松最後の夜は、日曜&盆でどこも休み。
瓦町の線路に沿った飲屋街のはずれにのれんも提灯も無印の怪しげな店発見。
よくみると「めし汁中村大輔」という細い木札が。。
おそるおそる入ってみると、ふつうの飲み屋というかメシ屋というか。
なんでもそこそこうまい。
夜遅くや日曜でも開いてるという意味で大切な店かも。

饂飩の旅


徳島を出たのが昼前なので午後からのスタート。
しかもお盆の土日という悪条件。
まずは、インターからのアクセスで今まで閉店遭遇率抜群(笑)のあたりやへ。
パチンコ屋の駐車場のはずれのプレハブという立地が何度行っても笑える。


麺はあいかわらず重量級なかんじ。
巡りの端にはちょうど良し。
なにより、ここの水が大好きです。


で、次はカルボナーラの三徳へ。
月釜しょうゆうどんという名なのですが、付いてくる薬味はネギ以外使わず、隠し味にセルフのところのかけ汁を拝借するのがポイント。
薬味は天ぷら取ったら使う感じ(笑)
醤油は風味付けにちょっと落とすだけ。
なぜなら、ここの麺はかなりしょっぱいから。
麺のミネラルな塩味に玉子と小麦の甘みがスーパーハーモニー。
釜玉は山越かここが好き。


この時間でも安定したうどん喰える店と言うことで上原屋へ。
ここの出汁は僕が行った百余軒中では5本の指。
トータルで好きなうどんベスト3。
3時近いのにかなりの賑わい。
七味もうまい!


もう4時近く、徳島でこれでもかというくらいの朝食を摂ったので1時間で3杯で腹も落ち着く。
連れはもうギブ気味なので温泉へ行くことに。
で、まぁ通り道からちょっと外れると池上なので覗いてみることに。僕の印象は昼しかやっていなくてたまに夕方やてるかもという記憶だたが、連れは夕方レギュラーでやってるというので。。。
行ってみるもんで、しっかりとやってました。
外に白い綺麗なテントが建って流行ってることが伺われる。
ばあちゃんは健在。口も健在。
このばあちゃんの身体からどうやってこのしっかりとした麺が生まれるのか不思議。
ふつうにうまい。(讃岐標準で!!)


せっかく池上来たのだから昼のディープトライアングル池上→久保→田井(待良)を回ってあげることに。
久保は農協の建物の裏口のような看板もないロケーションなので(それ自体笑えるが)通り過ぎるだけのつもりがまだ翌日の仕込みで開いていて怖いおかんが見えた。
東京からきたんやけど喰わせてもらえへんかとか言って、おかんにどなられてみよかという誘惑をぐっとこらえて車を出す。


で、そこから程無い海沿いのひなびた住宅街(ところが新築分譲地となって景色は一変してた)のひなびたうどん屋田井(待良)へ。
案の定、盆休みで店の前をうろうろしてるとモルタルとコテをてにしたオヤジが現れる。


やすみを利用して釜を綺麗に補修していたところだった。
せっかくだからと厨房に案内して貰う。(これが女連れのいいところかも!)
こんな釜使ってるところはもうほとんどないねぇと言いつつオヤジの声は得意げだった。
注文の時に覗くだけだった厨房の道具類も昭和初期から止まったような店内同様、味のあるものばかりだった。


すっかり嬉しくなってしまって、今回も田井(たい)食堂と待良(たいら)のどちらがほんとうの店名か聞きそびれてしまった。
ちなみにオヤジの名前が田井なのは隣の住居の表札で明らかなのだが。。。。


で、そこから海側を行くと目指す温泉に行けそうな気がしたのでちょっと車を走らせるとすぐに綺麗な人工ビーチが。
田井もふくめたこの一帯はちょっとした開発ブームなのね。
アイロンを遊ばせがてらの休憩。


そろそろ日も沈みはじめるおもむき。
温泉に浸かりながらの夕景を狙い(ってどんなロケーションかも知らないのに)、目指す神様の湯へ。
国道から不安になるような漁村の狭い道を抜けた海沿いにあった。
とっても大きな日帰り温泉。これで500円なら文句無し。
露天風呂の眺めがよし。
塩サウナよし。


このそばの山を坂出から抜けてきたトンネルを抜けたときの夜景が綺麗だった記憶から五色台を目指す。
地名が神在とか鬼無とか王越とかちょっとしたパワースポットを感じさせる地名でわくわく。
と、国道から山へはいる細い道を登ってる途中に目の前で突然の花火!視界一面に拡がる。
球数は少なかったものの花火見物には持ってこいとしか言いようのない場所で出会えた感動に、ほんと高松に着いてからの良い流れに神と仏に感謝!ってところ。
もちろん、五色台からの夜景は最高でとってもムーディーな世界を満喫。


で、市内にもどり鶴丸も讃岐家も休みのためまたまた五右衛門へ。もちろん極東。
先日ヤマだったあさりうどんがあり、連れが食す。
僕的にはあさりうどん勝負は極東が臭みがある分、引き分けかな。連れはこっちが美味いという。僕があまりにこの店を贔屓にする分、ちょっと引きずられてる気がする。
僕はもちろんカレーうどん。うまい????。麺を冷やしで食べたら美味いんじゃないかと、、、次回の楽しみが。。。。
今日も演技してるんじゃないかと思うほど入り込んでる二人。この画を見てるだけでも楽しい。
カウンターが空いていたのでラッキー。

徳島から高松へ


二葉は町の中央市場の言葉にいつわり無し。
良い品をどこよりも安くの言葉にいつわりなし。
衝撃的な安さ。


しつこいようだが、ほんと安い。
徳島の中心部の土産物屋で一箱2000円の値が付いてるすだちが599円。梨ひとつ35円。イチジク5個で120円。種なしブドウ16房で590円。


しーちゃん念願のスイカ割り。
もちろん二葉スーパーで460円。

徳島


徳島の義弟の実家に寄せて貰う。
徳島市のはずれの津田は漁港と吉野川を下ってきた木材の加工業者の町だったと思われる。古い路地が縦横に走る静かな町。


路地の中に突然八百屋が現れたりして驚く。
狭い路地なので塀が低かったり生け垣だったり、狭い土地にひしめき合ってるのに不思議な開放感とゆとりを感じる。


もちろん、朝の牛乳からタイガースですよ!
しーちゃんにも虎の血を注入中!!


ここまでちびた包丁みるのは久しぶり。


頭とはらわたを取って干したハゼを玄能で叩いて骨を砕く。
これを油で揚げるととんでもなく美味いおやつ。
安い魚を手間暇掛けて美味しく食べる。
すごく素敵な生活。
ほんとひと手間惜しまないだけでこんなに美味くなるとは。


送り火。
この辺は茄子の馬無いみたい。


仏様を送り出してお墓へ。
津田山の麓の墓所。
前日までの雨で湧き水が溢れて川のように。


そのまま広東なる徳島ラーメンの店に連れてきて貰う。
見た目のくどさを裏切るあっさり味。
玉子の黄味がポイント。
5回目の徳島にして初体験。
うまいー


で、かねてより噂を聞いていた茜庵のわらび餅を。徳島の人が結構知らない。老舗の趣なのに。。。
じつは、日乃出本店というぶどう饅頭で有名なべたな老舗の出店らしい。ここのメインの本わらびという生菓子と夏限定の夏のわらびを求める。包んでいる間、奥のお茶席で柚子ジュース(かなり甘い)をもてなしてくれる。

本わらびはやわらかいわらび餅でこし餡をくるんだもの。餡がちょっと甘すぎるが美味い。
夏のわらびはこの餅だけを食べさせてくれるうれしいもの。
まぶしてある黄粉とは別に香ばしい黄粉が別装されていてこれがとても良い。これは探して来た甲斐あり。
日持ちが2日しかしないのでなかなか土産にできない逸品。


昨年より一人増えました。
しーちゃんがいきなり
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利の水魚水行末雲来末風来末食う寝るところに住むところやぶら小路ぶら小路パイポパイポパイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
を諳んじてびっくりする。
あ???にほんごであそぼで憶えたのね。
なんかけっこう流行ってるみたい。楽しい番組だもんね。なにげに予約録画してたりします。


阿波踊り出撃前。
徳島城公園の練習場で肩慣らし。


アイロンはどこへ行ってもスーパー人気者。


川沿いがボードウォークになっていてとっても素敵。
これ見るだけでもけっこう満足できるかもね。


エイサーも今年も参加。
あ?い?や?
の掛け声に
いや?さ?さ?
でレスポンスしながら踊ってたら変な人扱いされた。
意外と東京の方が沖縄モノに慣れているのかも。


俺連
ゲストはいま徳島に住んでいる四代目魚武。


デザイナーのというか饂飩仲間のジュンコちゃん。
娯茶平(ごじゃへい)の三味線担当。決まりすぎ。やばい、惚れる。


娯茶平は徳島最大の連らしい。
ちびっこ連を先頭に他の連を圧倒する鳴り物踊り手。しかも浴衣が渋い。
三味線からはじまり笛、太鼓がだんだんと被っていくオーケストレーションは鳥肌。ミニマムの快感。
そして女踊りの波のような美しさ。
すべてがオーセンティックなスタイル。
はじめは苔作に度肝抜かれたが、これ見てしまうと霞む。。。
この囃子を聴くだけで涙が溢れてくる。

ジュンコちゃんリターンズ

ねぶたはロックで阿波踊りはトランスでした。

広島から四国へ


宿から向かう途中、江田島のスーパーへ。
ふつうのパック皿の中から地もののタコが澄んだ目で見つめていたりする。


屋根の梁も落ちたので完全崩壊も時間の問題。
こうやって見ると7寸はあろうかという梁がもったいない。
山梨の早川町の過疎対策に関わるよりも足下に問題が転がっているじゃないかという声が聞こえてくる。


使えない木ほど良く伸びる。15メートルを超える高さになった雑木を5,6本切る。成長早いだけに木質柔らかく素人でも比較的簡単に切り倒せる。
とはいうものの、それなりの年月を育った木を倒す瞬間の切ない断末魔の叫びは出来れば聞きたくない音。
年輪見ると20年も経っていない。一年で1メートル直径で1.5センチずつ成長していることになる。
裏の竹林(というかもともとは段々畑)の竹も2?30本切る。
師走に切って東京に持ってきたら一本1万円ぐらいで売っているような立派な孟宗も数本。


慌ただしいスケジュールでゆっくりご先祖様と向き合う間もなく戻る。
車中、原爆で亡くなった叔父(ぼくにそっくり!)のことをふと思い出し爆心地へむかってそっと手を合わせる。
父が突然、盆にあまりに近すぎて叔父の母校の被爆者慰霊祭に出られないことを話しはじめてどっきりする。


18きっぷを使わず、新幹線で。岡山-広島間は各駅停車で3時間弱、新幹線で30分ちょっと。圧倒的なパフォーマンス差。レールスターは何度見てもむずがゆいデザイン。ボリュウム感ありすぎ。


岡山で高松とを結ぶマリンライナーに。
桃太郎の絵柄が微妙。
橋を渡った坂出の高速と鉄道がばらばらの円弧を描いて別れていくミルキーウェイは何度見ても絶景。


高松でレンタカーを拾い、仕事終えて羽田から飛んでくる長谷川さんを迎えに空港へ急ぐ。
と、いいつつしっかり寄り道して古馬場のアーケードの肉まん屋に。うまい???
うどん巡りしてる人とこの店の話をしてもけっこうぽっか??んなのは何故なんでしょうか?
この迫力とロケーションなら気付かぬ訳ないし、美味いもん求めてる人なら試すでしょう!ふつう。。。
にしても高松空港への道は何度行っても寂しくなる。(福島空港ほどではないが。。。)
雨足がどんどん強くなってきた。徳島の義弟に電話すると阿波踊りは10年ぶりくらいの中止とのこと。



連れをピックアップして徳島へは急がずに高松市内に。
鶴丸が休みなのは確認済みだったのでまずはホンモノの五右衛門。
連れはだれぞに五右衛門がもとあったところにそのまんまニセモノの店が出来ているが近づいては行けないと言われたそうだ。
経緯はどうであれニセモノといわれる店もこれだけ続いているのだから意味あるだろうと説教して食べ較べることに。


で、ニセモノ(笑)の極東 五右衛門。
店の雰囲気、店員の応対、うどん打ちと調理担当の兄ちゃん2人の寡黙なスタイルといい僕のツボ。
連れがホンモノで美味しかったはまぐりうどんがこちらはヤマで、僕のカレーうどんで比較。
連れの口にもニセモノが軍配。

なんども言います!
僕は極東 五右衛門のカレーうどんがむっちゃすき。

ホンモノの五右衛門のカレーうどんがもてはやされる理由は正直わからん。
カレーミュージアムが選ぶくらいだからねぇ。。。。

広島


早朝広島駅着。
噴水に腰掛けているとおばんが寄ってきてアイロン可愛がりながら話し込む。大阪の大国町に住んでるが広島刑務所に収監されている旦那に会いに来てるという。
物言わぬ動物を可愛がっておくと必ず恩返ししてくれるからな、大事にせにゃあかんよ。
といって、おもむろに財布取り出しエサ代だといって千円を押しつけてくる。旦那にうまいもん差し入れしてくれと丁重にお返しする。涙腺がゆるむ。
長くなりそうな話をてきとうに打ち切って駅前の市場へ。


全日空ホテルに前ノリしてる両親に合流し、裏の法華倶楽部のバイキングで朝食。薄暗くてバックパッカー宿に近いテイストあったんだけどこの夏リニューアルして全く別のホテルに。これなら女性の一人泊まりも出来るだろう。


宿からタクシーで宇品港へ。
すっかり変わったと聞いていたがあまりの変わりぶりにびっくり。
地方空港のロビーのようになっている。もちろん、10分に一便くらいの間隔で大小さまざまな船が出ているから十分にぎわっている。


いつ社名変更したのかファーストビーチなんていうリゾートな名前になった高速艇。
江田島まで30分強850円。
ダイヤ見る限りは接岸してワンタッチですぐ出航している運行スケジュールだ。
宇品でも小用港(江田島)でものんびり停泊しているのを見たことがない。
ほんと慌ただしい。
石垣島の八重山観光よりもハードなかんじかな。


一年ぶりに訪れる父の実家。
海賊(かっこよく言うと村上水軍)の末裔なので海を見晴らす山の中腹に建つ。
急な石段を登ると見えてくる玄関が僕は好きだ。
廃屋になりつつある家で玄関から繋がる眺めの良い洋間が母屋と別構造のため比較的しっかり残っているのは嬉しい。


来る度に広い農道が出来てたりして、廃れた感じの商店街とは違った趣のみかん畑。
ウチの墓所のまわりの急な山の斜面もコンクリで固められいくつもあった大木がばっさり切られて、みかん畑に連なる尾根筋に点在する墓所がとても明るく見晴らしのよいところになった。


母屋は崩れて兵学校の学生に貸していた離れを休憩所にしているが風呂もないので別に宿を取る。
今回は地続きの能美島の簡保の宿へ。
みかん畑と造船と牡蠣棚に兵学校(いまは術科学校)という資源の全てが見渡される。
平成の大合併で地続きの島が合併して江田島市になるらしい。市とはほど遠い雰囲気。

誕生日


ふたりの誕生日の中間に合同誕生会(笑)
久しぶりの全日空ホテル