土井善晴の独り言から

知り合いのチャイニーズのお母さん先生が、なげいていました。テレビ番組で子供達に餃子の作り方を教えてほしい依頼があり、「喜んで」とおこたえしたところ・・・詳しい話を聞けば、番組の中では、子供達に白いコックコートを着せて、プロの調理場に入り、プロの料理人から餃子を習う設定ししたいらしい・・・「日本の子供達は、お母さんからお料理を習わないのですか?子供達がプロから料理を習うというのはおかしい・・・プロの職場を見学することと、お母さんから料理を習うというのは、意味が違う」と断られました。これが親として、必要な信念で、生活文化です。
おいしいもの研究所

テクノロジーの進歩によってかなり深い情報や舞台裏にまでアクセスできるようになり、おかげで僕ら素人でもある程度のレベルまで手軽に届くモノゴトが多くなった。だからこそ、プロの凄さを実感できるはず。
プロに対する尊敬と彼らの産品を買うという行為の持つ意味を日々意識して行かなければと。

あと気になるのが、フリースタイルという名の素人の言い訳。
無手勝流というのは一通り修行を終えた者こそが辿り着ける域じゃないのか。
そうそう、Red Bookのオーナーのエッセイにまさにそんなことかいてありましたね。物創りには正解があるんだと。

※落ちていた2002年の12月26日分を上げなおしました。

CANOVIANO


お昼ちょっと前に南風食堂のネェが電話かけてきてお誘いを受ける。
もちろん、ハプニング大好きなのでお供する。
どうしても食べたい気分なのォなモードなんだって(笑)
イタリア料理ってもう5年くらい忘れてしまってる世界なので店名きいてもぴんとこない。家では作るけど。。。
しかも、、、、
代官山はアドレスできてから、僕にとってdeathな街なので旧山手のヒルサイドパントリーまでしか普段は行かない。
たまにbonjorか。俊くん居るから。
ちょっとお上りなモードで普段目に留まらない綺麗なお店の数々を溜息混じりに眺める。

お店に到着。1時すぎ。
店内はシンプルなんだけど、ちょっと気障っぽい。しかもメートルがまた気障目なんでやば?。
ちらほら空席があるが、ちょうど2回転目に入ってる感じ。
ネェが予約したので僕の椅子を引いてくれたのがちょっと恥ずかしい。
案内された席がサービスと厨房の両方が見えるところだったので不慣れで未熟なサービス達が目立つ。
もう明らかにバイトですみたいなオーラで、それはそれでこの店の若々しさの演出なのだろう(か。。。ちがうやろ)

メニューが秀逸!
素材の組み合わせが書いてあるだけなんだけど、もうそれだけでよだれ出てくるのよ。すごい。
九条ネギとしらすと春キャベツのスパゲッティーノ
どーよこれ!!
メニューだけで逝かせてくれるって時点でありあり。
4000円のランチコース。
鮪のカルパッチョ(水菜うまい!)・あいなめとからすみ(濃厚!!)のアンチパスト・しらすのスパゲッティーノ・赤茄子と焼鯛・子羊の背肉のステーキ・デザート&コーヒーと僕でも満足行くポーション。
良い素材のパワーをそのまま活かした料理。
パスタの茹で加減、魚・肉の火の通し加減がしっかりとしてる。
味付けが繊細すぎて、食材の組み合わせと分量を食べる側が考えながら食べないとただの野趣溢れる料理になってしまう。
デザートが勝手に選ばれてしまうところちょっと残念。
でも、口に入れた瞬間の重みを感じるくらいの濃厚な味わい(甘みではない)が、後味になるとあれ?って思うくらいさっぱりとする仕立ては脱帽。
料理に関する説明が毎回聞き取りにくくていらいらする。(これってほんとに良くあることだよね!!!!)

ふつうにイタ飯食べに行こうと言って連れてきたら恐らくしくじるでしょう。
日本人のイタ飯イメージからは外れた軽くて繊細な料理。
食べる人を選ぶ料理というのかな。
ランチ4000円というハードルの高さもその辺りから来ているのかも。
僕はもう一度行きたいと感じませんでした。
志が袋小路に入ってしまった料理です(なんて僕に言われたくないよねぇ)
この素材をそのまま食べたいと思ったのは僕だけでしょうか。。。

入口に「すてきにごはん」の本があったので、後で気が付きました。
10年前の渋谷全盛時代にあったピカイチのレストラン「ビゴロッソ」やってた人なのね。
大きく納得。

そうそう、サービス料取られません。
ぽっきり4200円でした。
それで、バイト面なのかぁ。。。(笑)

たまに行くならこんな店ですかね。
最近の僕の身の丈ではラベットラで十分といったところか。


パロマハム


で、店でたらもう4時。夕暮れモード。贅沢なお昼。
ネェと駅前の本屋に。
本あんまり読まないのでたまに来ると楽しい。
ある建築雑誌が柿渋の特集をやってるので慌てて手に取る。
やっぱり、みんな来てるのねぇ。
で、一緒の特集で漆もやってるのでおおおおお!とか唸りながら見ているとなんか見たことある顔が。。
勝野+ヤギ夫妻@Love the Lifeでした。
先日、しょーもないお願いをまたまたしてしまった際に美濃や木曽やばいねぇのシンクロがあったのはこのことなんですねぇ。
ほんと素敵な二人。

そのまま、
ヒルサイドパントリーに行く。
夜食用の胡麻の天然酵母パンを買い、プロシュートの切り落としがセールになってるのでもちろんゲット!安い!
店長さんがネェの知り合いと言うことでミルクコーヒーをご馳走になる。バニラが利いておいしい。コーヒーだめなお子さまの僕にもオッケー!

で、ネェと別れてデプト覗いて帰る。
金曜日と勘違いした僕は支払いをひとつ忘れていたと焦り、袋を玄関に放り投げて銀行へ。
木曜だったとATMで気が付き苦笑いしつつ戻る。
アイロンがやたらと甘えてくる。
めったに舐めるコトしないのに手をべろべろ。。

ふと、床を見ると。。。。

紙のトレーとラップが散乱。

やられた。。。

後日談:
翌朝、ベランダで吐いてました。
あんなしょっぱいものたっぷり食べたんだからねぇ。
人でも喰えないわな、あんな量(笑)
アホ犬。

昼も夜もMAHAKALAな人


終了後、浅草界隈はもう店も終わり気味なので(と言い訳して)
MAHAKALAへ。
上山ちゃんにCOW BOOKSのしげ君も呼んで膝付き合わせる居酒屋モード。
気が付くと1時。

ねえさんとしげ君もうちょっと飲むというので、RED BOOKに。
3時頃まで、なんか憶えてないがおしゃべり。
なんか、熱い感じだった気が。。。

それにしても、携帯のカメラって凄いのね。暗いMAHAKARAでフラッシュ無しでこれだもの。
欲しくなってきた。


東南アジア雑穀レポート


アサヒビール食文化講座の第2節の3回目@吾妻橋
つぶつぶカフェの大谷ゆみこ氏がコーディネーター。
今回は鹿児島大総合研究博物館の落合雪野氏の講義。
海の精の村上氏、ナチュラルハーモニーの河名氏に続く最終回。前節も小泉武夫、辻信一などなので今回がいちばん講義らしい感じ。
この手の話が好きそうな寿司パンクと南風食堂、最近とつぜんつぶつぶクッキングに目覚めた(笑)房子ちゃんを誘う。

ほとんど触りで終わってしまうみたいな感じで僕的には満たされない感があった。(前回の河名氏がインパクトありすぎたせいもあるけど)
10年以上にわたるフィールドワークの息遣いをもうちょっと感じさせてくれると楽しいものになったおもう。
(ラオスの高地民族は霧より下界は汚いから棲めないといい、ラオス人はなんで水もないあんな不便なところに棲むのだと悪口をいいあってるみたいな。。。)

換金作物の栽培の危険性
それをふまえた安易な雑穀ブームの危険性(ブームの鎮火による消費者から見えない遠隔生産地の環境破壊、荒廃)
米で犯した日本の失敗(在来種の駆逐)の再演への危惧
についての指摘が印象的であった。
大谷さんの活動と落合さんの見解は対立しているようで、この2二人の間に理想的な落とし所があるように感じた。

で、最後に大谷さん考案の雑穀料理が供される。(これだけが目当てって感じの人けっこう居る)
高きびニラ饅頭   きびとクルミの食感と生姜がいい感じ
ハトムギの胡麻クリームサラダ  僕はハトムギ大好き ぜんざいとかにしたい
ラギ(シコクビエ)パン  香ばしくて風味豊か
餅粟コロッケ  カレー味がちょっと反則ですが、もっちりしたコロッケてのが不思議で美味い
シコクビエのハルワ(アマランサスのポップのせ)  今回のヒット!粉を林檎とオレンジのジュースで溶いて熱湯で練ったもの。そば粉で作ってもうまそーーーーーー

後日談:
この講座のことに興味持った父にメールしたら申し込みをしていたらしく、夫婦で来ていたらしい。
もの凄いニアミス状態なのに気付かず。
残った料理を弁当にしてくれるんだけど、3回目で慣れた僕はアナウンス前に動いてゲットしましたが、母もしっかりゲットしていたらしい。
お土産のビールもたっぷりと(笑)


散歩がてら


またまたoeuf galleryへ。
というか、はちみつと熊の石鹸が好評のために買いに。
ついに、作者に会う。
思ってたとおりの感じの子でちょっと笑ってしまう。
ホワイトデー向けに石鹸をいくつかゲット。
いま、母乳の石鹸を試作中なのでちょっとそれも期待大。
彼女のパパが実験台で、彼がつるつるになったんだそうなのでたのしみですねぇ


二階の展示室の反対側が座敷になっていて気持ちよい。
まだ、ほのかに畳の香り。
合掌君の画をプロジェクター(これがまた僕のなのね)で流していてなかなかいい感じ。
まったり。

ジョン!久しぶり?


MAHAKALA土日は混んでるイメージがあったので避けてたらアイロンの散歩に通るとがらがら。
ジョンとちょっとあそぶ。だいぶ慣れてきたみたい。
一通り散歩して、結局MAHAKALAへ。
鑓ヶ崎に住む近藤くんを呼ぶ。ウチから一分のところに住むのに地元では初。
めひかりの干物を4日続けて食べる。まいう????
ということで今日もMAHAKALA

熊のせっけん


恵比寿駅前食堂のよしろー繋がりのかずみちゃんが中目黒のoeuf galleryでやってるので遊びに行く。
こんなところにってロケーションが面白い。
古い木造の一軒家を丸ごとギャラリーに綺麗に改装してある。
ナイスグルーヴ。



出展者のひとりKobayashi Nozomiの販売してた蜂蜜とせっけん。
色々な木の実果実が入った蜂蜜もおいしい!
パッケージからして来るでしょ。
これに併せた絵本があって、それがとても幸せな感じでよい。
横が熊のせっけん。


やばいでしょ
これ。
山梨の山奥に棲んでるそうです。

ワンプレートギャザリング


後藤繁雄
のスクールの生徒さんのパーティーにお邪魔する。
本をあまり読まない僕にはつらい人種多いのですが、そこはそれ、南風食堂のメシなんでね。
でも、毎回、面白い奴と出会っているので感謝。
駒場野公園でやったんだけど、好きな公園のひとつ。
ウチから歩いても30分かからないのが良い。
本日は正月に沖縄行ってきたリカコの沖縄料理。
フーチバジューシー、中味汁、ラフテー、泡盛。。。。
うまい。すごくうまい。
が、やっぱり付け刃。
あの臭いがしない。
でも、
みるみる酔っぱらっていくリカコの可愛さに全てが許せてしまうのでした。

<<<<<<<泡波>>>>>>>を持ってきた青佳@PICO。こんなパーティーで開けたらもったいないと僕は必死に止めました。
面白い女だ。
というか、おかしな女だ。


藤代&吉田


吉田の結婚式が決まったと言うことで、大学時代のサークルの仲間3人で飲む。
ベタ好き吉田の段取りで青学脇のDENで。
5年前ぐらいのUFOのアンオフィシャルサイトのオフ会で来てから2度と来ることの無かった店。
相変わらず、いなたいサービスと無理のない値段。(これはある意味なめた価格設定してると言うことなんだけどなぁ)

藤代とは彼の結婚式以来はじめて会った。
3年ぶりかな。
銀行の不条理に苦しんでいたようだが、Eコマースに移ってちょっと落ち着いたみたい。
UFJやみずほに行った奴らのお間抜けで悲惨な様に比べると明るくてほっとする。
いま、銀行のしかもECなんて極楽な部署にいられるなら絶対止めるなと何度も念を押す。
腐っても銀行。つぶれないし支店から外れたならねぇ。
でも、6時出社の22時退社目標だって。
もちろん、30時間以上はサービス残業だもんね。

僕のオヤジもこの銀行に居たんだけど(しかもサラリーマンとしては成功した方)、バブル全盛の時でさえ質素な暮らしで世間で言われてる高給取りという評価とのギャップが不思議だった。
3人の子供を私立高&大に行かせて23区内にマンション買える(第二次バブルの直前よ)という意味では恵まれていたんだけど。。。
でも、住宅ローンを退職金で払いきって終わり。

銀行は世間が思うほど高給取りじゃないけど、不条理なほど余剰人員が居るはず。
過剰なポストと。
税金入れて潰れずに済んでいるのだから整理しようよ。
銀行だけの責任じゃないのは明白だけど。
と、ワイドショー的な事も言ってみたりする。

吉田は相変わらず見えない敵と戦っている。おもしろい奴だ。
Hをやめて、司法試験目指すってのも資格至上主義。
いくら言っても言うこときかない。
結婚するか?奥さん仕事やめて上京するわけで、二人でバイトしてなんて、おいおい。
奴が読売新聞時代に浮かれて合コンしまくっていたことを思い出す。
ぼくも可愛い受付嬢と。。。。。。
無いですから。無かったですから。ほんと無かったんですから。
ラーメン喰って帰りましたから。
何回かメシ喰いに行きましたけど。
はっはっはっは。

鴎の玉子


夕方、駒場野公園から戻ると香織がやっと正月土産を持ってきた。
いつも、かもめの玉子ミニを頼んでいるのだが、
今回は限定版。
復刻版鴎の玉子がうまい。
ひよこと同じ作りでホワイトチョコにも包まれていない。
鴎の卵を模して青のりが斑点状に着けられているのが微妙(笑)
りくちゅ???かいが???ん おみ??やげは???  かもめのた???まご?(1.2MB)

で、気付くと今日もMAHAKALA

メグミルクの嘘臭いCFにダメだなこの会社ってところ。
ユーミン使う時点でまったく反省してない感じがぷんぷん。
取り繕っておけばいいだろうって馬鹿にしてるのか!
おいしい牛乳のこうくればぐっと来るでしょうな馬鹿にした感じとともに(というかメグミルクの方が悪質)もう早く倒産してくださいって感じ。
DOVEもだれか止めてくれよ。
携帯キャリア各社の切ない恋物語CFの数々どーにかしてくれよ。どーにかしてくれよ。どーにかしてくれよ。

もう一つの人を馬鹿にしたパターンのゼナとCX。
虚しくて、虚しくて。ああいうえせハッスルなCFが暗い世相に元気を与えると思ってる感性が信じられない。あの空元気がシャレに思えないところが終わってる。水前寺清子が悪いんじゃないよ。CXってどうしちゃったの?

ひぃ????とぅぉ??????つぅ????
ひぃ???とぉ???つぅ????
はぐぅ??くん????できたぁ???
は??ちみ??つきんか??んのど??あめ
脱力。
あ、しつこくないかも。
わたしのお気に入り。
新カップスター。
脱力(決して癒しじゃないよ)
まじめ
まじめ
まじめ
コルト
脱力

賃貸版住宅情報が復活うれしぃ。
さいきん、またボシュ&ロムの田中麗奈やってるね。いいわぁ。

きのう、吉幾三の新日本ハウスの歌をはじめてカラオケで歌ってみた。良い歌だけど、吉さんの凄さを(偶然の産物なのかもね)はじめて感じる。
でも、やっぱり北島三郎と小林旭ばっかり歌ってしまい、カラオケになると保守的な僕。

田原総一郎の今度出る告白本?がやばい。

ゆうこちゃんからメシ食べましょうとのお誘い。
幡ヶ谷に住んで7年てのもすごいねぇ。
たしかに良い街。
そばメシに入ってるホルモンのフワ(肺)がいい感じだわ。

ラグフェアうぜー

REALTOKYOの村田優子をルパンが連れてきた。
去年の夏に材木座の海の家(某タバコ屋さんがやってた微妙なやつね)であって以来かな???
アイロンのファンってことで、サイトも隅々チェックしてくれてるみたい。
ありがたいなぁ。
で、食糧ビルの取り壊しの話から、神田、日本橋、浅草周辺の古いビルがいい感じなんだけど、けっこう空室があってもったいなくて使わせてほしいなぁって半年前から吹いてるって話になったら、なんと、同じ事考えている馬場さんって人がいるって教えてもらった。
http://www.realtokyo.co.jp/ja/diary/henshucho.htm
綺麗で蛍光灯ぎんぎんなオフィスビルにいると精神がおかしくなる僕にとって、手垢にまみれた使い勝手の悪い(ようで実は人間の直感無視した設計の多い馬鹿デザインの多い最近のビルより使い勝手良いんだよね)古いビルはほんとオアシス。

なんて話をしつつ、横浜線の橋本駅までの終電が中目黒発23時53分ってすごい事実にびっくり。
相模線が八王子まで乗り入れてるってのもすごい。
なんか、どうも、最近町田・相模原あたりが気になりはじめた。
大阪の千里のあたりととともに引っかかるもの有り。

1週間ぶりのMAHAKALAはちょっと内装と照明に手が入っていた。
おねぇちゃん倒れた。(昼が休みだったからおかしいと思ったら)
新しく厨房に人を入れるみたい。
今のやり方だと、あのカップル絶対身体壊すと思ってたのでちょっとホッとした。
寿司握ってたひとが入るのでちょっと楽しみな展開。

地鶏鍋


昨年の年越しそば替わりとなったよだきんぼの地鶏鍋。
ついに、しつこいリクエストにより中目黒にも登場。
前の日にモコちゃんから出汁取ってるから作ってあげると言われていたので
ここはもうフットワーク軽いりかこ&三原に声かけると即答行きます!だって(笑)
よだきんぼ常連どもには今日はたぶん古い常連で溢れてるけど、これからも定番メニューになるから近いウチに行くよ???にと連絡。
モコちゃんあってのよだきんぼだと実感。
新しく入ったバイトの女の子もかわいい。

最近の中目黒パトロールのリストから外していたこの店も再び登録となる。
もう、回りきれなくなってきたなぁ。
いろは寿司のおっちゃんからも最近ごぶさただねぇって嫌味言われるし(笑)

検索エンジン

アイロンのサイトやこのweblogのサイトのサーバーの移転作業はじめる。
これって、自分自身を整理することになるのね。
8年前にはじめて作ったサイトもサーバーは移転しつつも残してあってそういうものをどう残していくかとか、アクセス解析の閲覧パターンをどこまで捕捉するかとか。。。
このcgiを含めて、有りモノをそのまま使うことは出来ないたちなので、ソース覗いていじってみたり、その許可を取ったり登録料払ったり。
今度のサーバーは容量が無制限なので今までとは違った展開や保存方法を考える事が出来る。
とはいいつつ、画像は出来る限り軽くすることは忘れない。体が覚えちゃってるんだろうね。

僕はFLASHとか大嫌い。
安価なギャラリーとしてのインターネット、
安価な画材としてのフラッシュ
ならありなんだけど。

でも、一般のサイトに必要か?企業サイトに必要か?

その前に、しっかり自分が発信している情報をインデックスする、あるいはしてくれることに腐心すべき。
クソも味噌もいっしょくたで良い。
誰かにとっていつか役に立つこともある。
とにかく資源がゆるすかぎり情報は残しておくべきで、それをインデックスしておくべき。
もちろん限られたコミュニティーのみで共有する情報はべつだけど。

僕の恥ずかしい隠したい過去からここに辿り着いた人もいるわけで、そのおかげで何かを共有できる人と出会えるんだからありがたい。
web上に晒してる人格が全てと思って付き合おうとする人がいるのには閉口するけれど。

島田

今回の旅行の往きしなに藪蕎麦 宮本に行くために島田で下りた。
小綺麗で手頃な大きさのロータリーに好感。
レンタサイクルもしっかりとある。
観光マップも用意してある。
ここまではいいねぇな感じ。
ところが、
駅から100mほど行った旧街道周辺に出てびっくり。
街並みが原形をとどめておらず、区画整理中。
空き地が拡がり、綺麗な碁盤の目の道が整備中。
一部完成したところは、変なオブジェやカラータイルが溢れる典型的なダメな街。
一部、倉のあるような旧家が残ってるところもあるんだけど、目抜き通り沿いはすっかり綺麗なコンクリート造り。
何十年も続く老舗がいくつもあるはずなのだが、これじゃ綺麗な普通の店だよって感じ。
モータリゼーションによる郊外型スーパーのために市街地の空洞化進んでいるための再開発事業らしいが、駐車場を作って綺麗に整備したからって客足が戻ると思えない。
古く死臭がする商店街を壊していくら新しい器を作っても、中味(ソフト)がない限り投資に見合った変化は起きないのでは。
どーしたら止まるんだろう。

中央第三地区土地区画整理事業
中心市街地活性化推進室

やばいよこれ!な感じ


前日grafの上のギャラリーでやってる澤さんのエキジビションの一環で大竹伸郎がトークショーに行った。。
レコ屋行ってラーメン屋で一杯引っかけて遅れて到着のゆるーい感じ。
しきりに、2000円払う価値あるのかということを気にしていた。
そのために、わざわざ手作りの缶バッチをお土産に用意してくるあたりが素敵。
現代美術にとって珍宝館をはじめとするジャンクアート(僕の意訳ね)をどう評価すべきか、どう向き合うべきかを考えて全国を巡った話がぐっときた。

無性に食べたくなる牛丼のように、べたなモノの持つパワーとどう付き合うべきかって大切なこと。
みうらじゅんとかもそうだけど、そういう共通の視点とそのやばい!感を無視しない蓋しないこと、おもしろがること、おもしろがる自分や友人を面白がること。
これは一時世に溢れたVOW的な面白がり方とは依って立つところが決定的に違う。

この田舎のパブの扉がやばいのも、そこに狙いや衒いが純粋に昇華されているところにやばさがある。
おなじ仕草を役者馬鹿と馬鹿な役者が演じると全く違う届き方するということ。

インターネットはまだしも、街にえせカフェ・なんちゃってギャラリー溢れ、表現の場が増えハードルが低くなった「アート」の世界。
後者がパンドラの筺を開いた瞬間のようにどおっと飛び出してきて凄いことになってる。
付き合っていくだけでしんどいよね。
特にそれが友人であったりすると、料理ならうまいねまずいねって言えるんだけど、なんか言いにくい雰囲気ある。


フリーペーパーでなんか感じたモノってありますか?
みるのも正直うんざり。

でも、テクノロジーの進歩でぐっと敷居が低くなったおかげで世に出ることが出来た感性があるんだからそれはそれなんだけど、馬鹿な役者ほどシャレ通じないから小心者の僕にはほほ肉が筋肉痛になる試練の場。
幸いオヤジになったおかげで経済的・精神的に少しゆとりがあるので、やばい!と思わせてくれた表現に対して積極的に対価を支払える事がせめてもの救い。
でも、得てして役者馬鹿ほどお金を受け取ることをすっかり忘れていたりするから困ったものだったりして。。。
たかが、500円や1000円のシェアウエアなんだから金払おうぜって話でもあるんだよね。クラブにゲストで行くんじゃなくてちゃんと並んでフライヤー持参のディスカウント受けて入ろうぜ。ちょっと高くても志ある農家の野菜を買おうぜ(できるかぎり無肥料無農薬)。それが自分が気持ちよく暮らしていく投資。天に吐いた唾。

 

 

天五中崎


前日のパーティーで知り合った中崎町のseeedへ。
このへん、どんどん面白い店出来てきてる。

で、
帰りしなに天五中崎商店街に。
やばいでしょ。
カレー 並 180円
(楕円のよくある深めのカレー皿にたっぷり)
ぜんざい 180円
(焼き餅が2つ入った田舎ぜんざい)
昔話もたっぷり聞ける。
ご近所ネタもたっぷり聞ける。
ナイスグルーブ。
次回の大阪の旅はこのあたりを攻めること決定。
宇宙家族も謎。