すこしスリムになった鞍打くん&おめでとう石川&福永


上流研の大将!鞍打兄があいかわらず健在で、安心した
この人なくしては人モノが流れない

僕はコミットした
上流研会員としていますぐ出来ることは無いけれどもね
近いうちに必ず
2000人のホームページのプロジェクトが縁で結ばれる石川くんと福永さんの3次会に顔を出す
けっきょく、新郎新婦には会えなかったが、早大後藤研出身やら早川町でのプロジェクトで一緒にやっていた方々と久々にあえた
学生だったやつもしっかりと勤め人。
これらの大きな人的ソースがどう早川町に還流するのか。
もちろん、
僕も早川町にどう絡んで行けるかということがこの数年のもやもやとしたテーマなので、大阪へ帰る車中改めて考えさせられた
かんたんにツーリズムという言葉を使っているけれども、距離を埋める交通を開発して行くところから始めないと行けない
楽しくやる
面白そうにやる
オナニーにしない

早川町

朝の挨拶と旅立ちの挨拶をかねて氏神様へ。
ここの参道の苔は本当に美しい。
苔を踏まないように参道脇を歩く。
学生さん(この研究所に寝泊まりしているのは一般的には学生なのであえて訂正をしない)、大根持ってきなさい。
と声がかかり、集落の下の方まで連れて行かれる。

薬袋(みない)集落は早川町でももっとも豊かな土地。そうはいっても傾斜地の段々畑にすらされていない(できない?)耕地と石だらけの土。最初はほんとうにびっくりした。冬は特に作物がないので荒涼とした感じ。見た目は砂利敷きの駐車場。
こんな土地でも美味しい野菜は出来るんです。早川町の畑は河川改修で出来た新しい土地以外はみなこんな感じです。

町でもっとも日照時間の長い土地の一つなので、もうすっかり春の装い。
梅が咲き誇り、色とりどりの花が点々と咲いています。
こういうときに植物先生がいてほしいもの。

10余人が寝泊まりしてさながら飯場だった交流センターも今日は僕一人。
パッキング、後かたづけ、掃除などをしているとあっという間に昼。6時に起床したのになぁ。
でも、暖かいので、このまま帰らず、取材でこぼしたいくつかのスポットに行ってみることに。

取材のたびに旧道を探しては歩き回っていたが、今回マイベスト3に入るとっても美しい道を発見。
思わず寝転がってうつらうつら。。
こんなところまで入ってきて何やってるんだ?
と僕が一人で盛り上がった挙げ句に寝転がっている態を見ておじさんが奥の畑から寄ってくる。
取材で回ってるんですとしどろもどろで余計に不審な僕。

茂倉という標高900メートルにある集落へ一気に400メートル近く上がる。ジャイロで荷物かなり積んでいるので15キロあたりから上にメーター上がらない。
集落の手前にあった鉱山の跡に。まだ坑口がひとつ残っていた。土にほとんど埋もれて道作りされていなかったら絶対に気付かない。
蕗の薹が取り放題。

集落でかって使われていた4つの水車小屋のうちの一つが残っているというので行ってみる。
集落のひとの話では日常的に下りていたという沢だが、崖に近い急斜面を標高にして100メートル一気に下りる。小川程度の流れでびっくり。沢は砂防されていて昔の面影はないが上流に取水口はないので流量は昔のままのはず。
水車小屋がなかなか見つからず、この崖を又登るのかと恨めしく見上げていたら、上流に構造物が。
かなり大きな水車小屋が残っていました。
70世帯で4つ。20世帯ごとに一つの需要があったというのはすごい。
というか、この沢へ日に何度も上り下りしていたということがすごい、

小屋から集落までの道は砂防ダム管理のための車道があるのだが、九十九折りの道のためにしんどい。十谷峠という1600メートルぐらいの峠を越える昔の交易道路に沿っているので蹄鉄を飾った馬頭観音があったりして面白い。この石像は墓なのか、仏なのか。漫画ちっくな愛すべきおっさんが描かれている。ナニワ金融道に出てきそうな顔が笑える。このおっさんが手にしてる鉈と思われるものが石像の横に置いてある。遠山の金さんよろしく片肌あらわだし。この人は何者だったんだろう。。。

改修工事

南アルプスプラザという町内の観光情報の拠点になるべき施設が充分機能していないのでインターン学生が提案した改修案を採用して学生自ら工事を手がける。なんとなく手伝うことに。
釘もナグリが無いのにはびっくり。皿ビスがなくタッピングビスが用意されてたり、長さも揃っていないあたりで覚悟が決まる(笑)
仕切っていた学生さんのここまでの苦労や一所懸命な姿はリスペクト。でも、やることに意義がある的なちょっと低い志を感じてしまいちょっと残念な現場でだった。もちろん、改修前より遙かに素晴らしいものになったのは言うまでもないことだけど。
地のものを使うということにこだわるという視点も欠けていたことも残念だった。

減らない茶

取材に行くとお茶とたくあんと白菜の漬け物が出される。
お茶も含めてたいがいが自家製。家によって個性があってそれも又楽しみの一つ。
ちょうど11月頃に家々の軒先で山のように積まれていた大根と白菜がこんなに美味しく。
しかも、早川名物減らないお茶。酒好きのひとがちょっとでも相手の酒が減ると注ぎ足すかのように、まめにまめに茶が湯飲みに足される。お茶大好きの僕でもさすがに、お茶あたりしてきて(笑)注ぎ足されないように湯飲みに手を付けないでいると、冷めちまったねぇと湯飲みの茶を捨てて新たに注ぎ足してくれる(もういっぱいいっぱいです)家によっては茶を捨てるために大きな湯飲みが用意されていたりする(笑)
昼時に行くとこんな美味しいおでんがふるまわれたり、、、
ほんとうにありがたい。

静岡おでん

川崎から早川町に移住してきた方の取材が盛り上がり5時間近くにも及び、夕飯までご馳走に。
そのまま、キャンプ場の鍋パーティー呼ばれる。
寒中の鍋なんてと思ったが、焚き火に当たりながらの語らいはやっぱり楽しい。
しかも、静岡おでんなる初体験のおでんが。まいう????!!
スジの煮汁と鰹出汁に濃口醤油の汁に黒はんぺんがやばい。静岡では駄菓子屋から居酒屋まで(子供のおでんから大人のおでんまで)無数の店が存在しているらしい。

雪 やまのもの 温泉 名水

東京に一日だけ帰り、夜半前早川町に戻るとそれはそれは素敵なスペシャルな鹿が待ていた。うまい。食べるだけで身体に精気がみなぎってくる。
そのまま、雪の中、これまた素敵な露天風呂に。雪明かりのなかの温泉はさいこー!

もちろん、帰りは甘くてさっぱりした湧き水でのどを潤す。
早川の醍醐味。

取材3日目

こんなスキー場の斜面のような畑に、朝早くから70、80のばあちゃんがでっかい篭しょって上って来てる。
自分が果たしてその歳にこれだけ働けるのだろうか。

電球半額交換所って?

誕生日

夕飯中に取材スタッフの一人が3日に誕生日を迎えるということが発覚。こっそりとコンビニへ向かう。
といっても、10キロ弱ほど下りないと最寄りの店はないのだけど。。。
ヤマザキのケーキと仏壇用ろうそくを買ってサプライズパーティー!
皿なんかもありものだから生活臭プンプンものだけど、こういうのって楽しい。

あなたのやる気応援事業

という町が行うプロジェクトの今日は報告会。スタッフとして手伝う。
ここで素敵な作品に出会う。
工房HANZOUの名で活動する移住者、足立さんの作品。
久しぶりに来ました。。。
やばいです。
流木を使って母性や妖精を感じさせる人形。

家で仏様のかわりにしています。
何かを感じます。
母性と幼児性かな。
たまたまかもしれないのですが、父性を感じるものがありませんねぇ。

早川町へ

暖かいのでご機嫌ドライブ。
180キロの道のりを5時間弱で走る。
ミニカー登録車なので2段階右折も30キロ規制もないのだけれども、パソコンにデジカメ、録音機材とその周辺機材に書籍、着替え、防寒具、、、、なんかかんか積むと結構な重量でもともとスピードのでないGyro UPでは、都内の混雑抜けるのに2時間近くかかる。

しながわ夢さん橋2003


 品川区が主催する区民ふれあいイベントが大崎ゲートシティーで開かれ、提携している早川町も出店。色々な産物を販売。
朝から手伝いに行く。
早川町の名士、望月石材店が7万円という驚異的な安さで販売しているひき臼を展示するだけでは寂しいのでコーヒー豆を挽き入れ立てコーヒーを販売。

2000人のホームページを考える会


で、食事もミーティングしながらというハードスケジュールで2000人のホームページの運営についてのミーティング。
町からの予算が削られボランティア運営への移行過渡期に当たり、今までの活動をどう総括して、町内外とどのようなコミュニケーションを取っていけばよいかというところを中心としたミーティング。
運営がこなれてきて技術的なレベルが上がると余裕が出て色々と迷うもの。これはトップダウンのない組織が必ず通らねばならない洗礼とも言えます。


毎回面白いのは、僕の中には全くない発想や流儀、文化が流れていて細かいところでカルチャーショックを受ける。こういう新しい出会いは楽しい。
模造紙を貼って議事録を記すなんてスーパーアナログでわくわく。最初はブレストでもはじまるのかと思った。

僕からは広報(というかコミュニケーション)に関する提案を数点。
全ての集落を回り終え、2巡目に入った際に生じた問題点を踏まえて取材方法などについての検討。(アポあり取材のつまらなさと飛び込み取材の限界について)

後藤田正晴氏が官房長官のときに官房長たちに優秀な君たちあっての自分である、「どうしたらいいですか」ではなく「私が官房長官ならこうします」という意見をくれと言った逸話を反芻しつつ自分の考えをまとめていく。

フィールドミュージアム会議


学生などを中心とする町外スタッフによるフィールドミュージアムの打ち合わせや諸々の検討会。
中心となっている?早稲田大学建築学科後藤研究室のある理工キャンパス内でのミーティング。
僕の居た時代の早稲田からは想像の出来ない施設の拡充ぶり。
フィールドミュージアムの会員獲得のためのニュースレター「やまだらけ」の第二号のラフが上がり、それのチェックなど。webの方もかなりの造り込みが進み、完成度が高いものに。僕の大好きなウルマに近いテイスト(ウルマさんと較べられるレベルじゃないですが)でけっこう満足。

早川町


霊場である七面山への登山口の入口の羽衣集落は御祓場として使われている滝が2つある。
断層の崖が早川の当たり前の景色なのでこういう滝も売るほどあるが、滝にはなにか心を騒がせる何かがある。


早川町の出身者や関係者、各種施設のリピーターなどに配布しているニュースレター「やまだらけ」の第2号の編集会議。
今回は赤沢宿をフューチャー。
インフラの問題などでせっかくの資源が生かし切れていないのですが、この「やまだらけ」読者限定ツアーを企画することで今後の試金石とすることに。
古民家とか好きな人だったら堪らないものになるはず。
もちろんファミリーでも十分楽しめる。

こう考えると早川町はオタク受けする資源ばかり。
秘湯、釣り、霊場、山菜&きのこ、古民家、ダート、登山、、、

早川町


さんざ寄り道をしながら前日に早川町に到着。
朝の散歩で薬袋(みない)集落の氏神子安八幡へ。
ここの手水がなかなか味があって朝の楽しみ。


町に2カ所あるガソリンスタンドの一つが中州集落にある。
甲斐犬ミックスがいてかわいい。
今日はアイロンを連れて行かなかったので盛んに臭いをかぎまくる。


ガソリンスタンド近くにある野鳥公園へ渡る吊り橋。
早川町の官民有志によるフィールドミュージアム準備委員会の会場が今回はここに。
前回に続いて傍聴させて貰う。


この町にはいままで僕の周りにはいなかった様々な名人がいる。
この方々の話を拝聴しているだけでも興奮してくる。


ミーティングに先立ち公園のあるじより野鳥公園の案内が。
この公園と自然への愛情が温かく伝わってくる。
日本中から野鳥好きが集まってくるのはヤマセミが見られるからというだけではないはず。
スタッフもここで働くために生まれてきたような優しい青年。
飼っている蛇を嬉しそうに見せてくれた時の顔が忘れられない。


今回のミーティングは町内のしせつの訪問客から集めたアンケートの集計結果をもとに話が進む。
客の不満のハード面とソフト面を整理せずに話が進むので収拾がつかない。
ハード面は現状ほとんど行政へのリクエストになるのでこれこれでまとめていくに留め、いまある素材でソフトをいかに拡充するかというところに重点を置いた方がよい気がしました。

 


野鳥公園の庭での2次会。
ここから山を入っていった山岳集落茂倉に伝わるすばくにこの地の在来種きゅうり「茂倉うり」を使った冷や汁をかけて頂く。
荏胡麻が利いていて美味しい。
葱味噌も用意されていてすばくがどんどん進む。
あけびの皮の天ぷらも輪切りにしたものではなく、丸ごと使い、中に野菜を炒めたものが詰められていて秋の味覚!
今年のヘビーローテーションの予感。


2次会もおわり、野趣溢れる風呂で汗を流し薬袋に戻る。
頂いた茸を肴にもう一杯。
煮びたしにしてくれたが、すんごい良い出汁が出て幸せのひととき。

東京へ


朝から出発前の雑事をこなす
外に繋いでいたアイロンは野性味が増してけっこう臭いはじめる。夏毛も抜けはじめたので洗ってしまう。


フィールドミュージアム準備委員会発行のニュースレターの創刊号の発送準備も進んでいるよう。次号は僕の担当。特集の切り口が見いだせずに悩む。
が、
葡萄はうまい。

御殿そばで昼飯を。今回は3回ほど食べたが毎回安定した美味さ。洗練されてないが田舎そばのうまさ。
小河原さん達も来ておられた。雑事をこなしていて参加できなかった早朝の野鳥公園での観察会はヤマセミだけでなくスペシャルコースだったようでその模様を聞きデジカメ画像を見せて貰う。無理してでも行けばと後悔。
予定より遅れること2時間。急ぎでかえることは諦めのんびり本栖みちを進む。



富士をぐるっと周りながら抜けるので色々な表情が見られる楽しい道。
鳴沢風穴を抜けた辺りで。地球大使館なる手書きの看板。
1キロほど走ってからやっぱりと引き返す。
ソーラーカフェというレストランもやっているので立ち寄る。


今晩はライブがあるようでゆるいリハーサルをやっている。
とっても心地よい音。
一気にチル。
地球大使館ではトランスのパーティーなどもやっているらしい。


メニューにあった見慣れない「桃と生姜のシェイク」を当然注文。
これが、うま????????????い!
家に帰って作ったら同じように出来た。皮ごとの桃と生姜と氷を軽くミキサーにかけて牛乳いれるとできあがり。
桃と生姜の繊維の感触が良し。ヘビーローテーション中。

オーナーのジェイクをはじめここの人は裸足で過ごしている。
甲斐犬と紀州犬のミックスの男の子が穏やかでとっても可愛い。


ゲストハウスになっていて裏の窪地ではキャンプしたりバーベキューなども出来る。
放し飼いの鶏やハーブなどが至る所にあってオーガニックな暮らしが伺える。


富士山を臨む素敵な土地。
国道を挟んだキャベツ畑の裏手にハーブやベリー類から野菜類などを自家栽培している。羊も可愛い。
アイロンと超仲良しになった。
この二人から産まれた子はおとなしくていい子だろうとパパのあらぬ想像。


向かいの野菜直売所が良いよと勧められ覗く。
安い。もちろん、さっきのシェイクのための生姜と疵ものの桃をゲット。
思わぬ寄り道のためさっと買い物だけと思っていたら、お茶と菓子出されて、山梨の話を色々と聞く。早川町外の人の町の印象、評価を聞けて有り難い。しかも釣りで早川によく行っていた人なのでそういう視点での資源を聞けた。
あっと言う間に40分。
まだまだ話は尽きず後ろ髪引かれながらおいとま。


生粋の甲斐犬も飼っている。
毛並み体格も立派。
かなりの暴れん坊のようだが、アイロンとは仲良し。
雌の特権。


色々な出会いを導いてくれた富士山に感謝して富士浅間神社に立ち寄る。
すべてが大造りで威圧感がある。
手水舎に泉瑞なる霊水が引かれておりたいへん美味しかった。
有名な夜景スポットなのだがまだ時間が早かったので割愛。


大好きな忍野八海が手招きしていたが、鎌倉往還が週末と言うことで渋滞していたので通りすぎる。
山中湖まで渋滞が続く。
湖畔を飛ばしていると夕陽がサイドミラーに映り込む。
あわててバイクを止めて湖に下りる。
またまた素晴らしいパノラマに包まれる。


山越えをすると静岡県小山町。
ここからは延々えんえんず?????っとどこまでも、おいおいいいのかってぐらい下り坂が続く。
その下り坂が終わりを迎える秦野の手前渋沢で、小腹を埋めるために久々の麺や阿闍梨に。
なぜ渋沢にあるのを知っていたのか?記憶にない。
スープがしょっぱいのが玉に瑕だがけっこう好きな味。


そのまま246を爆走。厚木から中目まで1時間弱。
そのまま、プロジェクターを届けがてら青山蜂へ。
静かな夜を過ごしてきたから懐かしい感じが。


MAHAKALAで夕飯をとバイクを止めると自転車に乗ったABI&魅了夫妻が。
最近は下北までの緑道をサイクリングするのが気持ちよくてブームだそうで。。。
55回で幕を下ろしたgo-goパーティーFRASCOたまには復活して欲しいもの。
インテリなのに肩に力の入らない暮らしっぷりが羨ましい。


MAHAKALAいっぱいなのだが、イカ焼きがどうしても喰いたいのでテイクアウトでもしようかと思案していると、隣の大家さんが出てくる。
何度もあってるのにこれって甲斐犬だよねから始まって爆笑。
アイロンがお宅の犬の大
ファンなのですというとわざわざ家から出してくれる。
このままジュースもご馳走になり中目黒界隈をネタに井戸端会議。
店を閉めた しげ@cowbooksが通りかかり参加。ディープ中目黒ネタで盛り上がる。


で、結局MAHAKALAへ皆で入り、尽きない中目黒ネタを。
それにしてもバンそばのお茶漬け「たもと」に誰も行ったことがないのは何故だろう。。。
生シラスうめぇ。
ギフトショーで東京に来ていたエリ@MAHAKALAちゃんの親戚の輪に参加。気が付けばビルさんエリちゃんアヤちゃんも参加してディープ神戸ねたから気付けばおっぱいトーク。ちんこトーク。延々おっぱい、ちんこ、おっぱい、ちんこ。関西人(しげは福岡だが)じゃないと付いていけないノリ。
気が付くと朝の4時半。
早川出てから15時間ぶりの帰還。

町民塾


取材を終えた後も滞在していた目的の一つ町民塾がついに開かれる。会場はまたまた廃校跡の温泉宿泊施設ヘルシー美里生態計画研究所の小河原孝生氏が講師。スライドショーによってわかりやすく新潟県高柳町の町おこしがプレゼンテーションされる。これを見た人なら誰でも行ってみたくなるであろうという素敵なもの。もちろん町そのものも魅力があるのでしょうが、小河原さんの町への愛情とハードではなくソフトを重視した町おこしを勧める姿勢が美しいのだと思った。
終わったあと、小河原さんを囲んで軽い呑み。こちらの質問に的確でわかりやすい答えがポンと返ってきてどんどんファンになっていく(笑)

早川町


山菜取りの際に通り過ぎたのみの山奥の集落を回る。
ゴールドラッシュ、ダムラッシュの名残が残る集落を回る。


山道を走ること10キロほど。
ようやく最奥の集落長畑へ。
早川町は昭和のはじめまで焼畑農業が残っていた地。
この町に来るまで日本で焼畑が行われていたことを知らなかった。
この集落を抜けると静岡市へ抜ける山伏峠へつながる急な林道。え?静岡市???さすが、日本一面積の広い市。


長畑の手前の稲又集落を通ってびっくりした。
緩斜面にびっしりと育った雑穀の数々。ヒエ・粟・紫蘇・キビ・トウモロコシ・ソバ。。。。
ここはその筋には有名な日本でも数少ない雑穀栽培地なのだそうだ。


帰路、ヴィラ雨畑という町にいくつもある廃校跡に建てられた施設(我々が止まっている交流促進センターもそのひとつ)のひとつに温泉が出来たというので立ち寄る。
隣の硯匠庵なる硯の展示館ものぞく。この雨畑川流域は金山として開発が進む課程で良質の硯石が見付かり雨畑硯として有名。粒子が細かく水持ちがよいのが特徴。
雨畑湖というダム湖を臨むテラスが気持ちよい。


肝心の温泉だが、まだ整備途中か本館から離れまでの通路が運動場から丸見え。風情がない。露天風呂はないがテラスがあるので十分開放感がある。テラスの目隠し方法をもうちょっと工夫すればもっと開放感があって文句無しなんだけど、、、湯もぬるめで僕好み。建物のデザインが不評のようだが僕は落ち着けて良いと思った。観光地の風呂はこのぐらいの過剰なデザインの方がかえって良いと思う。非日常空間として。