関節の力が抜けていくライブ


ロンドンのクラブ遊びから帰って夜遊びに再び火が付いた頃に知り合って、かれこれ10何年かの細く長い付き合いになる徳久くん てかkwt てかウィリアム
彼の活動のインフォメーションをもらうたびに、わくわくするんですわ。
でも、その多くがなんやかやの邪魔が入って行けずに涙。
彼の絡んでいるバンドの一つSUARASANAのツアーで関西に来ると言うことで珍しく手帳に気合いのスケジュール入れ。
やっぱり東京と違ってこの辺りの音に触れる機会が少ない気がする。
ちょっと身体が欲してる感じ。
でも予定の大阪公演には行けず、翌日の京都へ無理矢理走る。

徳久とは谷中のお寺でのオルティンドーの三枝さんとのそれはそれは素晴らしいライブ以来。3年半ぶり。
なんか、一方的に近況を知っているだけにひさしぶり感なし。

SUARASANAはガムラン兄さん2人ととインドの壺!を操る兄さんのリズム隊にベースと倍音兄さん2名というこりゃライブいかなきゃぁな構成。
さらにゲストにバリ舞踊の姉さん加わりもう盛りだくさん。
バリのポリリズムがずんずん引っ張っていくので、食傷気味のエスニック風音楽とは違う世界です。
リズムを半分でゆっくり拾って、裏で乗ると気持ちんよか。
だらしなく口を開けているとかすかに入ってくる倍音たちが肺の中を飛んでる。
軽くトリップしました。

ライブ後ガムラン兄さんにトロンポンを触らせて貰う
音叉でも鉦でも鈴でもいいのでちょっと気持ちを浄化するものがほしいなぁと思う今日この頃
壺の兄さんの壺っぷりも楽しい
壺だけで一部屋が埋まっているそうで、、、、、
こういう人好きです
http://ghatam.exblog.jp/i7/


そして、会場である木屋町にあるバリレストランHATI HATIのナシチャンプルーは絶品。値段はさておいて。
ウブドのパサール(市場)に夜が明ける頃にぶらぶらと出かけてはブンクス(テイクアウト)していたあの美味しい美味しい屋台たちのナシチャンプルー(定食)を思い出す。
日本のバリ料理ってリゾートホテルのレストランスタイルが基本だから、お高く気の抜けた味わいとは無縁の料理。
ナシチャンプルーがあることすら珍しく、それがまた美味いなんてことあんまりないんだよねぇ。
シンガポールのホーカーズの定食屋とか、ああいうのこそ美味しいのにほんと見ないよね。

ライブでガムランやらケチャのリズムに乗せられて心はバリへ向かってしまいました。
ありがとう徳久ウィリアム。