小粋@富士宮 激ウマしろ焼きそば

早川町帰りに恒例となった富士宮詣で
今日は久々になる小粋でやきそば。この「小粋なサラダ」ボリュームあるんだけど平らげてしまう。何度喰ってもうまいな。あられやナッツがアクセント。胡麻ドレ好きにはたまらん。

で、さいきん、家でも度々作るようになった大ヒット商品、しろ焼きそば。
この牛乳がうまいんだわな。これで全てが決まり。自分で振ってバター作るっていう作業がまた楽しい。
しかし、ひとつ悲しいことが。。。
小粋の楽しみの一つハートランドのアイスクリーム作っていた職人がやめてしまい、あの、あの、あの激うまいアイスが食べられなくなってしまった。
が?????ん

もう半月

早川町に居ることに気が付く。
町内ベンチャー応援事業の報告会の手伝いから始まって2000人のホームページの取材、起稿、入稿、フィールドミュージアムのツーリズムプレスの校正、次号以降の企画会議、インターン学生が企画した死臭のする町内観光拠点(南アルプスプラザ)のリニューアル工事の手伝い。そして毎晩遅くまで呑み。スケジュールに追われて東京に居るときよりも気忙しいのはこれいかに。

途中一日だけ東京に戻ったのが良いリフレッシュになったせいかこの1週間が短く感じる。
やっと今日の午後、自由になる時間があったので、これも取材の一環なんだけども、という律令制に由来する珍しい名の集落に。裏山に土肥、佐渡と並び立っていたと言われる金山があり、その精錬場や湯治場の跡を目指す。地図で見て想像はしていたが、笊ヶ岳の昔の登山道。特にいまはマニアックな登山者か山師くらいしか使っていないようで、荒れ放題。冬なのでかろうじて道を見付けることが出来た。(何度もそびえ立つ岩壁や沢、漫画に出てくるような絶壁、ガレ場に行く手を阻まれて、そのたびに何十メートルも急な斜面を上り下りしては正しい道を探す。

80歳くらいのお年寄り達の記憶風景は山に入れた元気な頃で止まっているので、ほんとうに行けばあるのかが不安であったが、所々に、唐突に出現する人の手による石垣などの構造物や、沢沿いに鉱石か材木を下ろしていたときの架線の名残の太く錆びたワイヤーが勇気づけてくれた。

バイクだったので砂防ダムを管理する道の終点まで1キロちょっと入ることが出来たが、それでもそこから1キロ弱、高低差250メートルくらいを沢を渡り岩壁を上ってたどり着く場所。
よくもまぁこんな場所にというところに幾つもの施設跡が散在。
こんな山奥の危険なところに二階建て六間もあるりっぱな湯治場があったなんて信じられない。

しかも集落はずれの金山の精錬所のあったところに移築され今なお建物は存在する。あの山奥からこれを下ろしてくるなんて想像できない。
昔の人の価値基準や時間の流れはいつも想像を超えたところにあって面白い。

改修工事

南アルプスプラザという町内の観光情報の拠点になるべき施設が充分機能していないのでインターン学生が提案した改修案を採用して学生自ら工事を手がける。なんとなく手伝うことに。
釘もナグリが無いのにはびっくり。皿ビスがなくタッピングビスが用意されてたり、長さも揃っていないあたりで覚悟が決まる(笑)
仕切っていた学生さんのここまでの苦労や一所懸命な姿はリスペクト。でも、やることに意義がある的なちょっと低い志を感じてしまいちょっと残念な現場でだった。もちろん、改修前より遙かに素晴らしいものになったのは言うまでもないことだけど。
地のものを使うということにこだわるという視点も欠けていたことも残念だった。

減らない茶

取材に行くとお茶とたくあんと白菜の漬け物が出される。
お茶も含めてたいがいが自家製。家によって個性があってそれも又楽しみの一つ。
ちょうど11月頃に家々の軒先で山のように積まれていた大根と白菜がこんなに美味しく。
しかも、早川名物減らないお茶。酒好きのひとがちょっとでも相手の酒が減ると注ぎ足すかのように、まめにまめに茶が湯飲みに足される。お茶大好きの僕でもさすがに、お茶あたりしてきて(笑)注ぎ足されないように湯飲みに手を付けないでいると、冷めちまったねぇと湯飲みの茶を捨てて新たに注ぎ足してくれる(もういっぱいいっぱいです)家によっては茶を捨てるために大きな湯飲みが用意されていたりする(笑)
昼時に行くとこんな美味しいおでんがふるまわれたり、、、
ほんとうにありがたい。

静岡おでん

川崎から早川町に移住してきた方の取材が盛り上がり5時間近くにも及び、夕飯までご馳走に。
そのまま、キャンプ場の鍋パーティー呼ばれる。
寒中の鍋なんてと思ったが、焚き火に当たりながらの語らいはやっぱり楽しい。
しかも、静岡おでんなる初体験のおでんが。まいう????!!
スジの煮汁と鰹出汁に濃口醤油の汁に黒はんぺんがやばい。静岡では駄菓子屋から居酒屋まで(子供のおでんから大人のおでんまで)無数の店が存在しているらしい。

雪 やまのもの 温泉 名水

東京に一日だけ帰り、夜半前早川町に戻るとそれはそれは素敵なスペシャルな鹿が待ていた。うまい。食べるだけで身体に精気がみなぎってくる。
そのまま、雪の中、これまた素敵な露天風呂に。雪明かりのなかの温泉はさいこー!

もちろん、帰りは甘くてさっぱりした湧き水でのどを潤す。
早川の醍醐味。

取材3日目

こんなスキー場の斜面のような畑に、朝早くから70、80のばあちゃんがでっかい篭しょって上って来てる。
自分が果たしてその歳にこれだけ働けるのだろうか。

電球半額交換所って?

誕生日

夕飯中に取材スタッフの一人が3日に誕生日を迎えるということが発覚。こっそりとコンビニへ向かう。
といっても、10キロ弱ほど下りないと最寄りの店はないのだけど。。。
ヤマザキのケーキと仏壇用ろうそくを買ってサプライズパーティー!
皿なんかもありものだから生活臭プンプンものだけど、こういうのって楽しい。

あなたのやる気応援事業

という町が行うプロジェクトの今日は報告会。スタッフとして手伝う。
ここで素敵な作品に出会う。
工房HANZOUの名で活動する移住者、足立さんの作品。
久しぶりに来ました。。。
やばいです。
流木を使って母性や妖精を感じさせる人形。

家で仏様のかわりにしています。
何かを感じます。
母性と幼児性かな。
たまたまかもしれないのですが、父性を感じるものがありませんねぇ。

早川町へ

暖かいのでご機嫌ドライブ。
180キロの道のりを5時間弱で走る。
ミニカー登録車なので2段階右折も30キロ規制もないのだけれども、パソコンにデジカメ、録音機材とその周辺機材に書籍、着替え、防寒具、、、、なんかかんか積むと結構な重量でもともとスピードのでないGyro UPでは、都内の混雑抜けるのに2時間近くかかる。

しばしの別れということで。。。

朝の定番はなまるマーケットを観ていたらちょうどルーナ・ロッサが出てきたので久しく行ってないねぇって。
で、彼女が仕事早く上がったので行くことにする。
オープンしたてに何度か行ったきりで、嗜好の変化でイタリアンと縁遠くなって来ていたので近いのにほんとご無沙汰。
犬の散歩中に川から店内覗いては賑わってるねぇと感心していたりはしていたのですが。
ワイン呑めば良かったかなと思うぐらい心地よい濃厚な味付けでした。パンお代わりできるものだからついつい食べ過ぎて、パスタの時点で腹八分目。ボリュームのあるメイン食べ終えると満腹に。
たまに行くなら楽しいイタリアンでした。

レイ・ウノスケ

ちょっとした縁があって京王プラザで開かれるレイ・ウノスケという南米に渡って活動している歌手のディナーショーに。
料理は懐かしさを感じて笑ってしまうべたな味付けとイマドキのすっきりとしたものが中途半端に入り交じる。舌の肥えた人が多い時代にこれじゃあホテルのバンケットは冬の時代だろうなぁ。
ショーはもうほんとベタベタ。脂っこく歌い上げるスタンダードとラテンの夕べ。でもね、そうはいっても「ブラジルの水彩画」なんかを歌われると痺れちゃうわけ。イマ流行のラウンジ系の人が歌うボサ・ノヴァなんかよりもずっと心地よいグルーヴある。
40近いテーブルが満席なのにはびっくり。(バックバンドの人も
びっくりしてるんだもん)。金バッジの方々が何人か見えていて(こっちは顔知ってるもんだから、知り合いと勘違いして挨拶しそうになる)、その取り巻きの方々も多数。僕の知らない世界の有名人なんですね。
なんども言うけど、パーティーに仕事着のままで来るなよ!!!!野暮なスーツ着ててもタイぐらいはトイレで換えてチーフを入れるくらいはさぁ、常識にしてほしいよなぁ。。。カマー着けてるこっちが浮いてしまいそうな勢い。タイ外してドレスダウンしていったんだけど、もしタイドアップしてたら飲食さんと間違えられたりしたのかもね(笑)

Flying Books

山路くんの店Flying Booksが1周年を迎えた。
え?まだ一年?って感覚をどう理解したらいいのか。
こういうアニバーサリーものって自分の時間感覚を振り返るキッカケになって面白い。このへんの人たちともまだ一年に満たない付き合いなんだとおもうと不思議。
前日の日帰り山梨旅行の疲れが抜けきれず早々に退散したが、あれは誰とだったのか、楽器としてのRAPについて話し込む。僕がポエトリー・リーディングに入り込めない理由がすこし見えた。
おめでとう!ムッシュー山路

レセプション

タイム・オブ・マイ・ライフのレセプションパーティー。
僕が手伝った奈良美智以外の作品を見るのははじめて。有元利夫も難波田史男もなんか感じるものがない。杉戸洋と中川トラヲにちょっとした共感したぐらいで、少年がテーマのせいなのかピンと来ない感じ。

奈良さんの作品には製作中になかったムササビが飛んでる。
ほんとはモーターで飛ばしたかったらしい。(それは見てぇぞ)
この標本は奈良さんが子供の頃から知っているじいさんの持ち物で、この展覧会で使うために送ってもらうように頼むと、有りものの箱に収まるように尻尾などがぼっきり折られて送られてきたそうで、そのへんのずれ方が奈良さんの知り合いっぽくて笑える。
グラスを差し出してきたときの奈良さんの子供っぽい笑顔は今年のベストスマイルの一つとなった。

アサヒビール食文化講座

大谷ゆみこさんがコーディネートするスローライフ・スローフード講座が4節の最終回の今回でついに終了。
最後と言うことで彼女のパートナー木幡恵さんが雑穀のお菓子についての紹介。お二人とも、もともと二人ともデザイン畑の人ってところで「!」。生活をデザインしてるんですね。自然食オタクと違う臭いを感じたのはそこのところだったんだわ。
話的には総論的に終わってしまい特に得るものはなし。
いままで、全て聞けたわけではないのだが、毎回新しい気付きをくれた。ぜひもう一度やってほしい。間もなく、前半をまとめて書籍となるようです。楽しみ。

この日に供された料理はこちら

アサヒビール食文化講座

大谷ゆみこさんがコーディネーターをつとめる食文化講座にでかける。毎回、そのテーマに沿った未来食(雑穀を使った料理を彼女たちはそう呼ぶ)が供される。
本日の未来食
たかきびの大福
たかきびの赤紫色が鮮やかで美しい。餡が干し柿でとっても旨い。
ミレットスコーン
粉のうまみ甘みが引き出されてぶっとぶ旨さ。ミレットポップ(ポン菓子の要領で作る)を挽いた粉から作ったクリームがまたうまいのなんの。
パフェ
ひえをジュースで煮たババロアに、雑穀で作ったクリームがのるいるふぁの十八番。これはほんと世の中のお母さんに作り方覚えてほしい一品。
タフィー
ミレットポップのおこしですね。麦芽糖が絶妙。

毎回毎回感謝。アサヒビールと大谷さんに。

で、職安通りへ

この消えゆく町の記録はもともと2000人のホームページが相互リンクをしたところで存在を知って、プロの仕業だなと感じ、それもあってツアーに行ってどんな人がやってるのか見てみようってのがあったんだけど、なんとまぁアラビアンないと2003のクルーだった。僕の昨年のフェイバリット・ベスト10に入るサイトの。(第一位はもちろん2000人のホームページなわけ)
毎日見てたんだよね。このサイト。このおかげでworld peace nowにも冷静に参加できた。
で、美野里ハイタウンの打ち上げと言うことで職安通りの韓国料理店へ。
アラビアンないと2003を産んだDNA のスタッフに僕。
世界中のトラブルをドキュメンタリーすることと松戸の小さな団地の取り壊しをドキュメンタリーすることが同じ感覚視点ということに共感。
アラビアンないとに共感できた理由がはっきりとわかった。
とても楽しい宴であった。

消えゆく町の記録を仕切っていた渡辺さんはまたまたイラクへ行くらしい。
無事をお祈りします。イラクからの配信楽しみにしてます。