そしてはじまった

A to Zのばらしが終わる
今年一年弘前と共に過ごしたことになる
バラシは来ないつもりだったが、思うところ有って参加
僕が居なくても動いている現場に寂しさ半分嬉しさ半分
僕が来ても別段変わることのない雰囲気に寂しさ3割安堵7割
淡々と進む作業
綺麗にばらされて春に戻ったかのような感じだが、
まだまだ多くの人が残していった念のようなざわつきがある



だんだん大詰めになってくると、手待ちでぼんやりすることが多くて、
倉庫の寒さがジンジンと
3月のお茶が凍る寒さを思い出す
まだぎこちなかったボランティアの姿や暗かった倉庫も
てきぱき動くボランティアの姿を見ながら、
僕は何が残せたのだろうか総括めいたことが頭を巡る
奈良美智+grafという環境から離れたいまだから出来ること
この1年繋がっていったこと、もの



A to Zを懐かしむってのは気持ち悪い
その距離感を正しく取れる自信がなかった
バラバラの資材が並ぶ倉庫を眺めながら始まりを感じました