遠い国イラク

先日知り合ったDNAの渡辺さんがひと月前からイラクへ入ってます。(詳しくはアラビアンないと2003最新情報を見て下さい。)
渡辺さんから「イラク短信」と題する貴重なレポートを送って下さっています。
日本人では思いもしないイラクのひとの発想・思想、逆に僕らと共有している価値観について低い視線で捉えて記されている。(内容に関して転載許可を得ておりませんので、興味のある方は僕に直接コンタクトください)
日常に埋没しがちなこの問題をギリギリのところで意識させてくれることに感謝。
たかが、一回お会いしただけの方がイラクに行っているというだけで、僕にとってのイラクは身近で気になる国へと変わった。
そして、昨夜の邦人が拘束のニュースに血の気が引いて、画面に釘付けになった。渡辺さんの名は結局無く安心すると共に、もし、今後、彼に万が一のことがあったら自分はどうするであろうかと考えた。もし肉親がその状況になったらと考えた。
けっこう冷静な結論が出て、自分は冷たい人間なのだろうかというちょっとネガティブな思考ループにはまる。
遅い夕食を作りはじめることでいったん断ち切る。