南風荘の棚作り

日曜日に料理ユニットとして取材を受けるということで、前々から頼まれていた南風荘の棚作りを急ぎ行うことに。
朝に彼女たちのイメージをミーティング。おおまかな材料は揃っているのだが、脆い壁と諸々の構造物のため悩む。
彼女たちは料理教室へ出たので、独断で設計変更を行い追加の材料を買いに実家そばの島忠ホームセンターへ。
ウチからは三田のケイヨーD2が近いが材料系が弱い。成城の東宝日曜大工センターか池上の島忠HCとなる。
帰り道、腹減ったのででら打ちへ。
気紛れで味噌煮込みうどんを。この麺はうどんと別仕立てで、山本家系の芯が残るタイプではないが固い麺。まぁまぁ美味いのだが、やっぱりカレーうどんのパワーの前には霞んでしまう。


で、ペンキの塗り直しがあったため仕上がりが夜に。
2×2材使ったのでちょっと骨太になったけど、安上がりに仕上がる。

南風の面子にも満足してもらい、ひとしきりできあがりを眺めてメシをということに。
南風荘から近いと言うこともあり三原が雑誌で見つけてきた香港ガーデン裏のベトナム料理kitchenへ。
入った瞬間にあぁ??て溜息がこぼれてしまう。なんかいかにもな店。西麻布的カフェ風というのかなぁ。隅々までデザインされているというか、ありがちというか。。。。成りきっているのにツッコミどころがいっぱいあるのがもうダメなんだよね。
料理は予想通り可もなく不可もなく志もなくってところ。良く言えば上品なベトナム料理。
臭くないのよ。
きっとベトナム料理未体験の誰を連れてきても安心できるでしょう。そういう意味ではベトナム風料理ですね。しかも、味付けの濃淡とバランスが一品一品違いトータルで何が伝えたいのかぼやけてしまっている。個人がやっている店とは思えない感じ。決して不味くはないです。どちらかといえば美味いのですが、この価格ならもっと美味しくあるべきでしょう。西麻布価格と言うこと。ちょっと遊び慣れしてる風OLを連れてきてカッコつけるにはいい店といえば伝わるかな。外見に中味が伴っていない、いやらしい、今の僕にとってもっとも辛いタイプの店でした。