今日は出来上がった原稿を届けに奈良田を回る。
農鳥小屋の主のお宅にも。
癖のある山小屋のあるじの中でもなかなか有名な人らしいのだが、とても愛想良い。裏に昨日の収穫があるから見て行けとのこと。
ぎゃああ(笑)
奈良田
早川町の一番奥の集落奈良田で取材。
ちょうど、白根館の主人が猟から帰ってきた。
目当ての猪の姿がなかったようです。
一人の猟でこれだけの猟犬を使う。
リーダー犬に着させるジャケット。
防弾チョッキと同じ素材で作っているのだが、ぼろぼろ。
猪の牙の鋭さをうかがい知る。
これがなかったらはらわたがこぼれ落ちていただろう。
精悍な顔をしているが、ケージの中ではおとなしく目つきも優しい。
人なつこくしっぽふる。
集落から林道を上ったところにある一昨日のカノシ会で2頭の鹿を仕留めたタダシさんの犬小屋をのぞく。
下から上がっていくと何頭かの鳴き声がしたが上がると1頭だけ。
僕の姿におびえて物陰でへたりこんでました(笑)
これで猟できるんかなぁ。。。
かなり怯えているので早々に退散する。
やっぱり甲斐犬は良い意味で臆病。
名誉のために言っておきますが、猟師の多いこの集落でも一目置かれるベテランタダシさんの犬ですから猟では良い仕事を数多く上げているはずです。
事故
このあと、トラックからアイロンを下ろし僕がしばらくこの子をかまっているときに。。。。。
連れションに出てきた男どもに驚いてアイロン思わず車道に飛び出してしまう。
リードをうっかり手放していた。
そんなときに限ってたまにしか通らない車が。
しかも、普段人気のないはずの場所だからかなりのスピード。
ヘッドライトにアイロンが吸い込まれる。
バン!
かなりの大きな音。あ、死んだ。。。と妙に冷静に思った。
車はなかなか止まれず数十メートル先に。
キャンキャン!という鳴き声がして、止まりかけている車の下からもの凄いスピードではねられたところに戻ってくる黒い影。
猛ダッシュして駆け寄り抱きかかえてバイクの荷台へ。
まったく外傷なく、寝かせようとしても立ち上がってしまう。
左脚を上げている。
車の運転手が下りてきた。知っている人だったので「大丈夫でしたよ。ご心配かけてごめんなさい」と声かけて行ってもらう。
猟師の方々かわるがわる触診してくれ、骨折などのないことを確認してくれる。
あとで何度思い返しても奇跡としか思えない。
カミに感謝。
ごめんなさいアイロン。
ほんとうにごめんなさいアイロン。
かのし会
取材が終わり山の幸をおすそわけ頂けるということでさらに上流の上湯島集落へむかう。
早川町の最奥部の西山地区にあるため同じ町内でも空気が全く違う。その西山地区の猟師の集まり「かのし(このあたりの方言で鹿)会」の猟の後の宴を小屋でやるのでお邪魔させてもらう。
ことしは鹿がかなりの数下りてきているようで、今日も2頭。すでに2頭目を捌いているところだった。
獣の臭いがあふれ、がたいのよい男がたくさんいるのでちょっとおびえ気味。
みな、それぞれ猟犬を飼っているので犬を見ると集まってくる。
この西山地区は山向こうの旧芦安村(南アルプス市)とともに甲斐犬のふるさと。
もちろん甲斐犬という呼び名は外の人がつけた名なので、この辺の人から「これ甲斐犬?」と聞かれることはない(もちろん、こんな柄の犬が当たり前だから珍しくも何ともないってのもある)。ちなみに、地元の人は地犬(じいぬ)と呼んでます。
猟から戻らなかった白根館の犬が帰ってきた。
まだ、2歳になったかならないかのアイドル犬。
取材
今日の取材早川集落。山村の多い早川町では珍しい豊かな水と日当たりの良い田畑を持つかなり豊かな集落。
のどかな雰囲気が漂う。
早川町
2000人のホームページの取材のために、前夜に早川町に。
コンサートがあったLand Rover キャンプ場にそのまま泊まる。
キャンプ場の入り口の柳島集落の甲斐犬を連れてきた。
このキャンプ場に毎日遊びに来るらしい。
早川町
駅伝大会に選手として参加するため早川町へ。
結局、雨天中止。でも、打ち上げの宴は中止されず。
アイロンは迷い犬とずっと遊んでる。
宴のおこぼれ、ゆで卵もらう。
が、、、、
邪魔する犬が居るので坂の上に持って行って食べようとするが、飲み込めず、噛み直そうと下に置くと坂を転がり落ちる。
下まで追っかけてまた拾って上に登ってまた落っことす。
ドリフのコントみたいなことを。。。
おばちゃんたち大爆笑。
ムービー(1.77MB QuickTime)
木屑まみれ
アイロン meets うめ
アイロン誕生日
ついに三歳を迎えました。
ほんとう出会えたことに感謝。
人間で言うと20代後半の女なのでそこかしこに女性らしいわがままが出てきてパパちょっとやきもき。
な、生活。
部屋の改装工事中なので実家に預けていたが、夕方引き取りに行き、長谷川さんちでお祝いをして貰う。
両親、彼女、友達からもいろいろと美味しいモノを頂きすっかりグルメなバースデー週間。
今晩は鶏の骨付きもも肉丸ごとにスリードッグカフェのケーキでした。
で、飼い主どもはイル・プルーのケーキ!
バジルと生クリームのケーキが酸味が利いていて素敵。
バジルがバジルしてます。意表衝く展開。
マダニ
両親のエジプト旅行の土産と土産話を貰いに久々に実家に帰る。
ついでに、VJの合掌の事務所が川向こうで近いので遊びに。
が、朝アイロンの首筋にデキモノのようなものを発見。押すと虫のようなものが。。。
フィラリアの薬も飲んでるし、旅行のあとは虫下しを飲ませてるし。
ちょっと動揺していた。
雨の中慌てて中目に戻りバーニーズ動物病院へ。
「山へ行ったでしょう」
イボに見えたのはマダニの腹で血を吸ってパンパンに膨らんでいたものだった。
押すと出て来る虫のようなものは奴の脚であった(笑)
よくよく考えてみると、ノミ・ダニ予防のフロントラインを1月に注したきり、2月は忘れていたのでした。
2月に注してるからまだ大丈夫と思って山梨に行ってしまったらしっかりとお土産を貰ってしまった。
まだ多少フロントラインが効いていたのから一匹で済んだのかもしれない。
フタトゲチマダニかよ。吸血すると体重は100倍にも達しますだって。
ダール豆くらいの大きさだった。
アイロンが横になると下側のしかも首の付け根の肉がたるんでいる部分だったので気づくのが遅れた。
換毛も終わったのでちょっとケアが疎かだったところってのもある。
アイロン日記の続きは。。。。
2003年2月まではこちらからどうぞ
http://ailong.nakame.org/biography/index.html