報告

母から電話がかかってきた。
アイロンは元気だそうだ。
まだ、他の犬にほえたり、甥っ子、姪っ子にほえたりナーバス。
生理出血が止まったばかりということだと思う。
やんちゃな犬や子供には事前にきっちりと吠えて意思表示をしておくことはお互いにとって良いと思う。
毛掴んだり、尻尾引っ張ったりとアイロンにやりたい放題だった甥っ子も誰かが側にいないと触れなくなったようだ。良い傾向。
父の使っていたソファーにムートン敷いてもらってそこで一日中過ごしているらしい。
お姫様待遇(笑)
徐々にボール遊びなどに反応するようになってきているようなので順調なのでしょう。

しかし、電話の話しぶりではきっちり歩けるようになるまで預かるつもりのようだ。
どうしよう。。。。。とほほほほほ。

診察

傷口の治り具合などを診てもらうためにアマノさんへ。
一足先に実家から戻っていたので、アイロンは両親に連れられて来る。
傷口はきれいに治り、薬の投与も終わる。
案の定、体重が半月で300g増えて9.7kg。
負担がかかるのでウエイトコントロールをアドバイスされる。
僕はよ?????くわかってるんですがねぇ。。。
今後については、1ヶ月単位で見ていくしかないようなので、気長なリハビリといのこと。
もっとせっかちな結果を期待していたのでちょっとショック。
まぁ自分で振り返れば、鎖骨をやってしまったときなんか半年も金具で固定していたわけだからなぁ。
で、
結局、微妙な駆け引き(笑)の末、彼女はこのまま実家へリターン。
正月、散歩から帰るたびに両親が日に日に元気になっていくって言われるわよなんていちいち報告して来たあたりから予感はあった。
寂しいが、ちょっとの間は実家でのんびりしてもらうことに。

今日も

のんびりと静養しています。
美味しいもの食べて、
絨毯貼りのフロアーの好きなところで寝て、
その気があればソファーで寝ることも許され、
マッサージもしてもらえ、
朝晩2回も散歩に連れて行ってもらえ、
一日中可愛がってもらえる。
実家は極楽だろう。

あららら

彼女の家の改造準備の買い出しやらなんやで慌ただしい中、世田谷公園の散歩もたっぷりやって寝てばっか。
が、年越しそばを打ち始めると邪魔しに来る。
両親が車でアイロンを迎えに来る。
そばと一緒に届けると言ってるのですが、、、、
アイロン両親の姿見るやもの凄いテンション。
術後、はじめての再会か。
近所迷惑なほど大きな声で甘える。

世田谷公園

帰路、世田谷公園で散歩。

あら、ムサシくんどうしたの?と二人から尋ねられる。
噂の甲斐犬ムサシくんにはまだあったことないんだよねぇ。

体力も落ちているし、三つ足のせいもあって、疲れやすい。
ゆっくりとムリしないように散歩。

で、そのまま公園前の彼女の家へ。
すぐに爆睡。

おおお!先輩

術後の経過を診てもらうためにアマノさんに。
玄関口から歩いて入るが、ちょっと尻込みするもののあまり嫌がらない。特に、悪い記憶にはなっていないようでほっとする。

と、しばらくすると甲斐犬が。

むっちゃビビリ。
しっぽが思いっきり股のなかに。

4歳になるそうでちょうど、アイロンの一つ先輩になる。

とにかく病院が嫌いなんだそうです。

アイロンより一回り大きいです。
スマートで鼻筋通っていて、耳が大きいのがかっこいい。

でも、やっぱり、ビビリ(笑)

で、肝心のアイロンはというと、傷口が一部化膿してるということで抗生物質の投与が延長される。
マキロンで消毒した方がよいですかと尋ねると低刺激性の消毒用脱脂綿をわけてもらえる。
どうやら、傷口を下にして寝ているのが原因のようだ。喜んでいたが、裏目に出たらしい。
傷口をなめることは全くしていないので、痛み止めが効きすぎて傷や化膿をそれと感じていないのではないか。

お!

傷口を下に寝てる。
痛み止めが効いてるからなのか。
まぁ良い兆候と思いたい。

こんなおかしなかっこもするように。

生理のせいもあるのだろうが、とにかくよく寝る。

クリスマスプレゼント

彼女からアイロンにもプレゼント。
BIRDIEのペットフード詰め合わせ。
ドライフードなのにむっちゃくいつきよし。
さぞかし美味しいのでしょう。

あれ?飼い主からは?
ははははは・・・・・・

六本木ヒルズ

カオリとランチデートのために六ヒルへ。
早めに着いたのでぶらりと散歩しているとボクサーに遭遇。
同じ柄じゃん。

ノリヘイっていう名前の通りがんがん来ます。
アイロンも三つ足のくせに飛びかかるは、じゃれるは。
お互い盛り上がっちゃって大変。

何ヶ月ぶりなんで、甘えます。
が、
すぐ盛り上がりは終わります。

はじめましてということで我が家の新キャラまゆとろと記念撮影。

元ニッカ池へ飛び込みそうな勢いで慌てて引き留める。

久々の池に興奮気味。

六ヒルは犬多いので匂いが至るところにするようで、テンションが上がっていく。

退院祝い

散歩もそれなりの距離をしたがるようになったので、ほっとする。
もちろん三つ足。
退院祝いに彼女がおいしい骨付き鶏モモをプレゼントしてくれる。
でも、三つ足だと前脚で押さえることができないので寝そべったままかぶりつく。押さえがないので力が入らないのか、膝下の骨は平らげたが、モモの骨は残した。

退院

皆さんのお見舞いも断り、僕も見舞いに行かず毎日電話で状況を教えてもらう。
手術の翌日はまったく食事を摂らなかったそうですが、翌日からは食欲が回復し術後の経過も順調のようです。

引き取りに行くとすぐ先生に連れて抱かれて現れる。
鎮静剤のせいだろうか、いつものようなハイテンションになることもなく僕の足下でじっとしている。

2回の手術や入院費、薬代などの支払いをすませ、2種類の痛み止め、1種類の抗生物質を受け取る。

代沢から家まで抜け道をフルに使って超スローペースで向かう。
クッションの下にはオーディオ用の制震材の上に低反撥ウレタンを何枚も敷く。

氏神さまにお礼参り。
目黒川にでるところで家に帰ってきたところのデイジーちゃん&ママに遭う。
子供の頃事故にあって前足を骨折したので、この子のために長い散歩を欠かさないようにしてると、例のごとく陽気に話して下さりなんか心が落ち着く。
日中、中目黒界隈で何度となく見かけるのはそういうことなのね。

家に戻るとベランダに出たっきり。
何をしているのかと覗くと、警戒してる眼差し。

しばらくして覗くと、相変わらず警戒モード。

そのうち、ベランダの隅に行ってしまう。

緊張が解けるまでに30分ほどかかった。
その後はひたすら眠り続ける。

手術 ふたたび

結局、無用のテンションを与えないように前日は見舞いも行かず、オペ前も時間ぎりぎりに到着。
血液検査の数値が正常なので手術が可能ですと告げられ、鎮静剤が効いたら手術室に行きますので待っているように指示をされる。
手術同意書のようなもの書かされるのかと思っていたが全て口頭で進みちょっと拍子抜け。どんどん段取り進んでいきちょっと置いてきぼりな感じ。(見積書だけは頼んで出してもらいました)
準備ができて先生に抱かれながらアイロンの後を。
薬が効いているためか、僕のことをとろ?んとした眼で見る。目線だけはなんとか僕のことを追ってくるのがうれしくもあり、切なかった。
この眼差しは忘れられない。

手術室に入ってもぼーとしたかんじ。

粛々と準備が進む。

麻酔が効き始める

心電計、点滴、人工呼吸器などが取り付けられる

脚を固定して機材類の準備が進む。
今回は心電計の音にびっくりすることはなかったが、この音は緊張感をあおる。

ここで、アイロンとお別れ。
手術室を後にする。
あとは、先生を信じること、アイロンの力を信じること、
そして、神様、仏様にすがるしかない。

ここからはまた待合室のモニター。
バリカンで毛を剃られていく。

左後ろ足だけを残し手術布に覆われる。
バリカンを扱う人以外はつかみばさみで触れるなど思っている以上にシビアな管理。

膝上から足先までをテープでギブスされる。

低粘着のラップのようなフィルムで切開予定のあたりをカバーする。
ここでも3M!

切開が始まったみたい。
さいわい?手許がハイライトで飛んでしまっているのでよくわからない。

ムービー1(8.1MB) ←切開の模様
ムービー2(4.5MB) ←処置部分を露出させる作業か?
ムービー3(8.3MB) ←処置部分を露出させる作業か?pt.2

うぉ??????
一瞬の出来事だった
ハンマーでがつんと一撃。
少しずつ削って折り易くしてからとはいえ、見ているこちらが失神しそうなほど思いっきりの打撃。
僕に心電計ついていたらすごいことになってたはず。
手元脇に見えるのが使用済みのハンマー。

ムービー4(2.9MB) ←切削後の処置か?

縫合手術がはじまると腰が抜けた感じで椅子に座り込んでしまった。
写真撮る余裕なし。
処置が終わり麻酔が抜けるのを待つアイロン。

このあと、麻酔が切れてちょっと暴れる。
麻酔を切らせて意識を回復させるのは人の手術と同じなんですね。この瞬間が地獄なんだよね。いってぇ???んだよぉ????って唸っていたはず。

こんなかんじで待合室にモニターが設置されてます。

今日は僕一人だったので息が詰まった。

手術室から戻ったアイロン。
右脚には点滴管。
薬が効いているのでぼんやり。

闘いのあと。

おつかれさま。

4日間で退院できるということ。

これが切除された大腿骨の骨頭。
紐みたいなのが切れた靱帯。
この大腿骨頭靱帯の力でつながっているのだそうだ。
これからはこの軸受けがなくなって周囲の筋肉で押さえ込むことになる。
あまり激しい動きはできなくなるということなのでしょう。

そうだ、犬を飼おう!

鈴木慶一をフューチャーしてBS日テレでやってるらしい。
ってか、やってたらしい。終わってしまったみたい。もうこのページも風前の灯。
この5月の回は甲斐犬ということでアマノさんの甲斐犬が。
つまり、アイロンの兄弟か親戚だわ。
かわいいなぁ。。
そうそう、山本耀司の飼ってる甲斐犬の写真見つからないんだよねぇ。。。

そうだ、犬を飼おう!(こっちは念のためキャッシュ)
そうだ、犬を飼おう!(こっちはwaffファイル)

手術

朝10時から院長直々にオペをして下さることになる。
血液検査を済ませ、点滴用の針を前足に挿される。
普段、注射されても平気な顔しているアイロンが動物病院ではじめて唸る。いつもと違う空気を察知してちょっとナーバス。にしても、若い先生ちょっと不器用。

手術までの待ち時間、ずっと出口のそばから離れず、いつでも帰るぞモード。
昨日の説明とは若干ニュアンス違い、股関節整復手術でうまくゆく可能性は2割とのこと。時間が経っていたり、靱帯が切れていると外れやすく数日外れずにいたらラッキーらしい。外れてしまうと大腿骨の骨頭を切除手術することになる。
とにかく運を天に任せて。。。

とある獣医さんの日記にもこの手術のことが(2001/09/03の回)

14歳のおばあちゃん。
白内障で目がほとんど見えなくなってしまったということだが、それ以外はとても元気で子犬のように飛び跳ねているので歳を聞いてびっくり。優しいおばあさんとすてきな日々を送っていることが容易に想像できる。
アイロンもこの歳まで元気でいてくれるだろうか。。。ちょっとセンチな気分に。

なんとこの病院は麻酔がかかるまで手術室での立ち会いを許される。
どうぞと、いきなり言われて動揺しながら手術室へ。

麻酔が注射される。
人と一緒で1,2,3で意識が落ちる。

心電計や人工呼吸器、点滴など人の手術と変わらないものが取り付けられ、オペする以外の足が固定される。

それまで静かだった心電計からピピッピピッと甲高い音がしはじめびっくりする。
何か異常があったのかと思ってもう心臓がつぶれるかと。。。
しばらくしても、先生方は平常なのでこれが正常な音なのだと理解。でも、この音聞いてるだけで不安な気持ちになる。

ここで、ギャラリーは待合室へ戻るように言われる。
アイロン頑張れと何度も念じて後にする。
切開手術ではないのでまぁ、大丈夫だろうと言い聞かせる。

待合室に戻ると、受付のお姉さんが手術の模様をモニターで見れますけど、ご覧になりますか?と。
もちろん見せてもらうことに。

まるで引っこ抜いてしまったリカちゃんの足をはめるときのように、ぐいぐいと力入れたりぐりぐりと回したり、、、
もう正視に耐えないです。
横に彼女がいてくれたので、ボケたりツッコミ入れたりしながら見ていられたので助かった。
このときのムービー(10.3MB)

テープでギブスをされる。
が。。。。。。

手術室から下りてきたアイロンはギブスをはずされていた。
ギブスで固定した時点でもう股関節が外れてしまったということで再手術(骨頭切除)をすることに。
時間の関係で明後日とのこと。

薬が効いているので寝たまま。
ステンレスの冷たい感じの檻なのでかわいそう。
タオル一枚が敷かれているだけなので、持ってきた彼女の寝床を使ってもらおうかと迷ったが、この寝床とこの辛い記憶が結びつくのが怖かったこともあるのであえて持って帰った。
春の石垣島旅行のときに慣れた空間の方が落ち着くだろうといつもの移動用バックごと航空会社のケージ入れたらしばらくこのバックに入ることをもの凄く嫌がるようになった経験が頭をよぎったから。

術後とは思えない安らかな寝顔が逆に切ない。
明後日の手術まで預かってもらうことになり、病院を後にする。
長い2時間だった。

穏やかな寝顔

痛み止めのおかげか久々に無防備な寝顔を見る。
今までじっと痛みに耐えていたのだろうか。。。
とても、申し訳ない気持ちになる。

我慢強いということは必ずしも良いことではないことを実感。

病院へ

事故後かなり経ってしまったがアマノ動物病院へ。
触診では異常がわからず、軽いヒビが入っているのではないかと言うことでレントゲンを撮ってみることに。

なんと股関節が脱臼していました。
手術が必要と言うこと。
外れた骨をはめるだけの手術か切開する大がかりなものになるか微妙であるらしい。

明日に改めて手術ということになる。
痛み止めを出しましょう。
え?そんなに痛むものですか?
ええ、これはかなり痛いはずですよ。
・・・・・・・・

もっと痛い!!!とか言って鳴いてくれよ!ごめん。

散歩

事故直後、ナーバスになっていてダンボールでベッドを造って出歩かないようにしないとじっとしてなかったが、一昨日あたりから徐々に落ち着いてきて寝てることが多くなった。
生理も始まった。

猟期真っ最中のためか、人なつこい迷い犬が多い。
アイロンも散歩中に不自由な脚で彼らと遊ぶ。
たいがい腹を減らせて痩せてきているのだが、心を鬼にして食べ物は与えない。

三つ足でも放っておくとかなりの距離を散歩する。
かなり活発。

散歩の様子のムービー (2.2MB)
畑で遊ぶムービー (2.1MB)