「江戸ソバリエ」認定講座


いよいよ講座が始まる。
会場は秋葉原の昌平童夢館という小学校などを核にした多目的施設。
神田が近いので講義の前に気持ちを盛り上げる意味でそば屋へ。
まずは、かんだやぶさん。
この雰囲気を味わうためのそば屋かな。
正直ピンとこない。
ツユはうまい。


すぐそばの、というか、かんだやぶから先々代がそば打ちを習って始めたという神田まつやさん。
予備校生の時からちょくちょく通っている。
この値段でこのそばは素晴らしい。
ツユが濃いがけっして跡引かず、そばの香りが拡がった後に、しっかりと鰹の香りが追って来るという素敵なそば。
じつは胡麻そばばかり食べて来たのでもりははじめてだった。


七月のシンポジウムからの流れなので多少深い話にもなんとか付いていけるが、参加者の半分以上はそば打ち経験者なのでもうぎりぎり。
今日は久津間製粉社長の久津間氏のそばとそば粉の講義と漆塗師の笠川晢氏のそば打ち道具、食器に関する講義。

そば啜りながら蘊蓄傾けたくなる(笑)


さてさて、講座が終わり秋葉原散歩も終えたら蕎麦をまた食べに行ったのだろうと思われるでしょうが、ちょっとした行きがかりでカレーを食べに。
大好きな松翁、九段一茶庵、出雲蕎麦は次回と言うことで。
で、
神保町のカレーは米にあうカレー文化。
そのなかでも、結構すきなカーマに。
マスターの態度がたまに腹立たしいときがあるので入口の席へ。
1年ぶりだったが、ふつうに美味しい。かれ????


ほんとうは、カーマの先にある松翁に行きたかったが、香辛料に毒された口で行ってもなので、5,6年ぶりの共栄堂へ。
いもやや人生劇場など予備校時代を振り返るセンチメンタルジャーニーをしつつ向かう。
ただの焦げとも言える欧風カレーは久々に食べてもなんで美味いと感じるのか謎。
焦げだよね。この味。
焼きりんごが始まったところでラッキー。
10年ぶりくらいだったがうめぇ。

名三塁手


TVに病魔と闘う三宅秀史が出ていた。
「長嶋が横っ飛びで捕球する打球を三宅は体の正面で捕球する。ゴロに対する出足、その後の処理、すべてを総合すると三塁守備は三宅がナンバーワンだ」と敵将にも認められていた名三塁手(大阪日刊)。
そして、僕の名前「秀史」のルーツ。
だから僕にとって16は特別な数字。
小学校での出席番号は21とか22。田淵だったり五月女だったり益山だったり伊藤だったりという変人揃いだったから、まぁ嬉しいと言えば嬉しいが、16の塙くんとかが羨ましかった。当時の16は誰だったかなぁ。。ぜんぜんダメな奴だったと思う。
岡田が16を貰ったときはほんと嬉しかった。
でも岡田よりも平田の守備の方が好きだったけど。。。。


十五夜


今年は小さな里芋を茹でて餅に見立てる。
前日の茨城旅行ですすきを取ってくるはずがすっかり忘れて。。。


で、彼女が餅を買ってきた。
兎もかわいい。
ベランダで月にお供え。
綺麗な月夜。
でもまだ月齢1日以上足りていないと思う。
のんびり月眺める余裕っていいなぁ。

でも、15個積むのって難しいのね。
悪戦苦闘で餅肌が汚くなる。。
とほほほほ

重陽の節句


旅行続きで見損ねていたビーシャ・ビーシャ。ラクが近いので2倍近い値で売られていたりする。
当日券が若干でてる日もあるというので行ってみる。開演3時間前だったが10組ほどが並ぶ。最新情報では厳しいあたり。。。まぁたまにはこういうのも楽しいだろうと並んでみる。
先頭の人はこの時点で3時間居たから開演6時間前。いまのプレミアム相場考えたら6時間で6千円得するのだからバイト代にはなる。
結局、彼らはチケット手にし、その後、奇跡的に2組が入れた。
ひさびさに楽しい無駄をした気分で悔しさはなかった。
この芝居とは縁がなかったということで、その金で板前割烹に。
店引越して、スタッフも変わっていた。
5千円でそこそこ楽しめる味。前はもっと楽しい店だったが普通に美味しい店になった。
ソイというメバルを荒っぽい顔つきにしたような魚を頂く。北の魚なのだろうか。湯にくぐらせたものを皮ごと頂いたが美味。


赤坂にいるときに彼女が気付いたのだが、月に火星が泣きぼくろのように並びきれい。
家に戻りアイロンの散歩がてら西郷山に登るとかなりの人出。みな、月と火星のランデブーを楽しみに来た模様。
知られていた出来事なのね。
すっかりニュースに疎くなっているのでびっくり。

zasso


日曜深夜の渋谷は不毛なので中目に
伊勢脇神社の祭礼で目黒銀座は全滅なのを忘れてハルに敗北した昨日の教訓生かせず今日もハルを目指す もちむり
何軒か連敗して最後の砦ザッソへ
しし肉はっけーん!
メニューにないダチョウもあるというのでもちろん
ここに来ると必ず頼むニンニクと浅葱のスープも五臓六腑
赤米のごはんをもりもり食ってしあわせ

ポエトリー リーディング


 フライング ブックスで山路くんが定期的に開催してる
ずっとタイミングが合わずだったが今回は間に合う
狭い店に四十人くらいで立ち見の盛況
小林さんとtotoさんという二人の詩人がフューチャーされる
リーダーと客が向き合う感じがライブハウスぽくて違和感
緩い感じで始まる
リーディングの抑揚やリズムがいかにもでびっくり。
これはお約束なのだろうか。悪い意味で懐かしい感じ。それともこれはサンプリングなのだろうか
体言止めによる景色の拡がりはイマでもありなのか?
二人とも素敵な声を持つのだからぜひ口語で詩を書いてほしい。
ゲストでATOM君登場
可愛い見た目と腰の低さで客席を掴む
Rapのマナーだがキャラ勝ち。

ジュンさん日本に帰ってきてて、LEONのモテるオヤジは夜遊び上手特集の号をプレゼントされていた。表紙の見出しだけでわらかしてくれる凄い雑誌だ。

休息


彼女が世田谷公園にいい物件を見つけたので移住するというので見に行く。
交通手段だけが問題だが環境非常によい。
部屋も古い公団間取りでいい感じ。
帰りに当たり前のように、関口ベーカリーへ。
店の前のベンチで我慢できず幸せな朝食。
小久保であんみつとところてんを買って家に戻る。
パンを食べる。
彼女に昨日の桃と生姜のシェイクを作ってあげる。
ばっちり昨日の味が出来る。
ほんと素敵な飲み物。

あとは昼寝夜寝して一日終わり。

江ノ島


うわさのkiiiiiiiのライブがあると南風から教えてもらったので久々のワンプレート・ギャザリングに。でも夏の江ノ島を選ぶあたり完全にバッドセンス!この集まりに来る人たちにも似つかわしくない。やっぱりTPOって大切だと思う。そういう意味で彼らはオタクでしかないということか。。。人生は編集なんだけどなぁ、、、

とぶつぶつ言いながらもこのあと葉山へ逃げるために猛暑の中ジャイロで江ノ島へ。
江ノ島行くときはいつもこのモノレール道を使う。最近までバス専用道路だったので地元民の抜け道なんだけど、それ以上にとっても気持ちの良い道。


で、kiiiiiiiのライブがはじまる。
びみょう???
周りの海の家とトラブって一旦中止。起こるべくして起きた事態。コミュニケーション不足。彼女たちにかわいそう。
で、場所を移して再開。
コメントのしようがない泡沫バンドに寸止めしてる感じ。
見かけはチープなんだけどうねりがある。
なんだろう。妙な既視感がある。


しかし、いくら彼女たちが良いといっても江ノ島の嫌な味が襲ってきて2回目のライブを待たずに葉山を目指す。
大渋滞。
バイクは楽ちん。裏道もかなりすいている。
夏らしい海。


一色海岸到着。
さすがにここも今日は人が多い。
海小屋へ。久々のヤマケン・カズー・わたなべ君。
いわゆるズージャな選曲。ちょっとこの海の景色とはマッチしない。
わたなべ君の彼女を紹介される。ちょっと変わった子。藤沢の雑貨屋の店員とそこで回すDJ。きゃーありがち。半年ぐらい会話が成立しなかったってところがナイスなポイントかもね。
彼女としばらく話し込みながらチルしていく。


すみや君が海から登場。女子とタンデム。
海小屋に戻るとスチールパンのライブ。
いいんだけど、4つ打ちの打ち込みを被せていまどきな音になっているのが減点。
最初のアコースティックのみはもうたまらん。

ご機嫌山下洋輔登場して華やぐ海小屋をそっと抜けだしブルームーンと松を覗く。
かなり混んでいる。やっと夏が来たってかんじ。

帰路、実家に寄ったら爆睡。
起きたら翌昼だった。
慌てて家に戻る。
予定押せ押せなのにスチールパンで遊んでしまう。

CELL


真空管閉店後どうしているのかと思ったらCELLというフレンチラウンジになっていた。
で、今晩は真空管常連の会というか滝内氏を励ます会ということで友人のアサコちゃんが奮闘。
僕はひさびさに知らない人達のために選曲。
真空管だからレゲーとラテンでラウンジー(笑)
ジョー・サンプル、SAL、DA LATA、ミシェル・フーガン、エリスレジーナ、 Likwid Biskit、アルトン・エリス、コーネル・キャンベル、デューク・ピアソン、エリカ・バドゥ、マンデーミチル、Alis Babs、レイ・テラス、ホセ・パディーア。。。
超満員で女子率70パーセント。僕一人で4時間の選曲のため指をくわえてみてるだけー
会話を邪魔しないような音圧にしたけれど、踊れる選曲だったので終わってから何人か面白い選曲ですねって遊びに来てくれたのは嬉しい。
久々のアウトプットで気分が上がる。

滝さんはすっかり老けこんでしまって心配。

誕生日


毎年のことだが、淡々と過ごす。
前日までの旅の反動で、恐ろしいほど静かな日中。
夕方まで誕生日というのを忘れていた。
前日、どういう行きがかりか遊園地行こうと言うことで新生後楽園ラクーアに。
サイトを見ると携帯でアトラクションの予約できるということなのでその時間にあわせてその前の腹ごしらえ。
念願のカブール食堂へ。予約していったが僕らが最後の一組だったらしい。入り口に満席ですの貼り紙。大きいテーブルに二人しか使わないのに満席というのはちょっともったいない気がする。キャパの問題でも無いようだから相席でもかまわないと思うのだが。


料理は単品でも取れるけど、選ぶと結局コースと変わらない。
乳酒うめー。パラウというオレンジピールが入った炊き込みご飯(トルコとかのもに近い)やカバブーもうまい。料理出てくるの早いのもうれしい。紅茶も緑茶もカルダモンが効いていて大変気に入った。
スズキコージの壁画が楽しいです。
やばい店。


遊園地に来たのは10年ぶりくらいか。
駅から入るといきなり目当てのサンダードルフィンが爆音をたてて瞬く間に視界から消える。
びびった。


これがドコモのやらしいCFに出てくるやつ。
まさかあれを地でいくとは。。。。
でも、この予約はほんと便利。


30分待ちの行列の脇を一気にすり抜けて割り込める快感。
待ち時間ほとんど無しで乗れる。
しかし、待っている間に少しづつ緊張が高まる感じがなく、あっけなく乗ってしまうというのはある。


こんな角度であっけなく上がっていきます。
しかも、騒音対策でむかしのジェットコースターのような軋む音やカンカンという歯車の音はしないのであれ??って感じでてっぺんへ。
そこからの落下はもう落っこちるというしかない感じ。車両丸ごとフリーフォール。あの感じは思い出すだけで怖い。とてもじゃない手を上げてきゃーーーーなんて言えないわ。
あとはもう早く終わってって感じ。
もうむり、もうむり、もうむり。
恐るべしサンダードルフィン
人生久々に膝が笑う。


観覧車に乗る気力はかなり失せ、ぼ?っと園内を歩く。
汗掻いたので冷たいものをということでサーティーワンへ。
いいタイミングで噴水でショーが始まる。これがなかなかの見応えあるもの。

園内を入場無料にしたのは大変良いアイディア。人が集まり賑わいが出て雰囲気もいい感じ。アトラクションのクオリティーも高い。飲食がちょっとパワー不足なのが残念。後楽園のイメージを敬遠されたのかセンスがなかったのか。。。

また来たいと思った。

東京へ


始発に乗るため名古屋駅へ。
5時半前に一本出るが、豊橋への電車はなんと、6時までない。
のんびりと駅を目指す。
おかげで柳橋中央市場を覗くことが出来た。
こんな大都市の駅前に市場が残っているのは驚き。
マルナカ食品センターでかいと思ったら2階以上はすべて駐車場だった。
最近は町全体凋落著しいらしい。


10時過ぎに熱海に到着。
網代の干物屋と定食屋で朝飯をと考えていたが、面倒になって熱海港の釣り船屋のめしを狙うことに。
死臭が漂う観光地も脱皮中とみえ至る所で大きな工事をしている。まだまだブランド力はあるのか平日だが駅前にはそこそこの人はいた。
で、いつもの第一富士丸で鰺のたたきを頂く。こんな店でも熱海価格。まぁ美味いからよしとする。しかもここで働いてる若い奥さんいつも僕好み。


熱海のサンビーチもこの数日の好天もあってかなりの賑わい。

熱海港の脇にマリンスパ熱海という温泉やプールがなどが楽しめる公共施設が出来て賑わっていた。
中途半端に古くさい熱海の宿をサポートしてくれるいい施設とみた。1300円取られるが、熱海宿泊者は1000円。

熱海後楽園ゆうえんちも解体が進んで何かになるはず。


品川に着いてコンコースに上がるといきなりタイガース。
もうびっくり。
85年の優勝時でさえ、東京でグッズを手に入れようとしたら京橋の阪神航空へ行かないと無かったのになぁ。。。

誕生日イブ


どういう縁かしらないが彼女が石垣島ラー油の辺銀さんに餃子を教えてもらってきた。暖め直しだったけど十分美味かった。皮と餡ももらってきたので彼女が作ってくれたが申し訳ないが暖め直しの勝ち。ペンギン食堂も子供が落ち着いたら復活のようなのでちょっと安心。そのかわり石ラーの量産体制に入ってるらしい。確かに沖縄行くとどこへ行っても売っている。
で、
0時を狙って彼女がコヌレのケーキを。
でも、おれ昼の2時の生まれなんだけど
って言ってしまう自分に自己嫌悪。
うまいなぁ。酒の効かせ方が絶妙。

名古屋


祖母と近所のめん処に行く。
母の同級生だそうだ。
カツカレーうどんを食べる。
期待していなかった割にはうまい。
麺もしっかりしている。


祖母のぼけがかなり進んできている。
周りの人は根気良さが求められる。
僕が来ているというので親戚が次々と顔を出してくれる。
従兄弟の飼ってるスミレちゃんも登場。
アイロンは先輩風ふかして倍以上もあるスミレに威張る。
女の戦い(笑)

叔母から小池レコードのオヤジが亡くなったことを教えられた。ウチとも付き合いがあるのを知らず、何度か遊びに行っていた。結局、一枚もレコードは売ってもらうことはなかったけど、残念なこと。合掌。


夜は近所の美味しいトンカツ屋に行くつもりが、盆休み。
近くの丸小に行くことに。丸小といえば小汚い感じのいかにも肉屋という趣だったが、とても綺麗になっていた。しかも、飲食もやっているのは知らなかった。
もともとここの肉は美味しいので、しゃぶしゃぶのコースを。
祖母も肉が大好きなので。(というか、まるっとコースを平らげたのにはびっくり)

でも、この楽しい時間も1時間後には祖母の脳のどこかで封印されてしまう訳で、この時間が楽しければ楽しいほどなんともいえない複雑な気持ちになる。


祖母の家から名古屋の駅まで4,50分の道のりを歩くことに。
栄の街が青く染まっていてびっくり。
ドコモのネオンサインでした。
ちょっと度が過ぎる輝度。
居住者のいない地区だからこれでいいのか?
街全体が染まるっていうのは異常だと思う。

夜行列車で帰るつもりが時間を間違えて乗り遅れる。
いまさら祖母のところに戻るのもしんどいのでインターネットカフェで夜明かし。

高松から名古屋へ


連れが朝イチの飛行機で東京に。
僕はそのまま宿のそばの松下からはじめる。連れを気にせず歯止め無く暴走。徒歩とはいえ2時間で6軒でグロッキー。森製麺所と高松市役所食堂は断念。

松下 この狭い店に近所の高校生やら地元のおっさんが小腹を満たしにくる姿を見ていると、それに参加している自分がうれしい。天かすがいけます。

松家 今日は細いのん冷たいのん1玉、太いのん温いのん1玉。やっぱり早い時間の太いのんはうまい。細いのんも早い時間で冷たいのんだとけっこういけるんだね。

うどん市場 定食などが多いので遠慮しがちだがなかなかどーしてこしのある麺。近所にほしい一店。

丸山 ふつうになごめてしまう。意味不明にいつも長居してしまう店なんです。麺はちょっと気合い不足。天ぷら揚げたてに当たればうまい。

さか枝 完全セルフなのになぜかいつもぶっかけを頼む。好きなの。しょうがとごまと天かすと出汁のハーモニー。煮てない揚げがあれば完璧なんだけどなぁ。僕の好きなうどん。

竹清 揚げ場のおばちゃんの好みのタイプじゃないのに半年以上前に来たのを憶えていてくれたのはびっくり。でも好みじゃないから声も上ずってくれないしサービスもなし(笑)今日は麺がいままでで最も出汁とフィット感あった。



H?いもたいがいにして、マリンライナーに。
坂出のコンビナートが番の州という広大な浅瀬を備讃航路の浚渫土砂を使って埋め立てたため、桁違いの坪単価で広大な埋め立て地を作ることができたという話を丸山に来ていたお客さんに教えてもらった。親父さんが漁師で番の州を追われた補償金で土建屋に転向したがうまく行かなかったという。
浅瀬が魚にとってどれだけ大事かをあの当時誰も認識していなかったことは凄いこと。たかが4,50年前の話。浅瀬の藻場は漁師にとって邪魔なものという認識しかなかったとは。。。。そして、鯛がいなくなった。

姫路城

こんなに誘われたら入るしかないでしょう。
きっと外すけど。
やっぱり。
でも讃岐うどんから口を俗世に戻すにはちょうどよし。
あーまずぅ。

商店街には延々とこれが、、、
あーここは兵庫県か。


姫路から豊橋までのJRの快速列車の座席の快適さは犯罪!
他の地方の人はこれ別に乗車券が必要ではないかと思うくらい。
首都圏の人は怒るべきだわ。
同じ料金払ってるんだから。
会社違うけどさ。
ということで快適に爆睡して名古屋へ。

僕が来るといつも祖母は近所の福づちの鰻を取ってくれる。
この岡持というのか名前がわからないがお重が4つはいる入れ物がかわいい。
吸い物がやかんで来るのもうれしい。

讃岐の旅


朝の一軒目。
豊中という高松から30キロ近く離れているところなので高速をぶっ飛ばす。
阿波踊りの疲れが抜けきっていない連れの目覚めが悪く出発が遅れたので。。。。
うどんの旅は朝6時出発が基本だよ????????!

で、上杉食料品店です。
旧道に取り残された地元のための商店という感じ。
食料品店の奥にテーブル席があり、その奥が製麺所になっている。
麺はツヤがあってコシがありすぎないバランスがよいもの。わざわざ早起きする価値十分あり。うまい。
天かすも僕好みのこまくて甘みがあるもの。


場巣という名の居酒屋。
昼定食もはじめました。
田んぼの中にいきなり出没する。
ちょっとこわい。かなりこわい。
手前の県道を左手よりくると二台のバスに睨まれるわけで。。。
三角形の土地に合わせてバスが2台ずれて並んでるって画が実はびみょ?に来る。


幹線道路でも何でもない畑の中を抜ける道の脇に突然、青空市場まゆやまは現れる。

あとでわかるのだが、このあたりは地域をあげてこのような産直市場をあちこちでやっている。


おのおののブースの木箱にお金を投入。

無人販売所の集まりみたいな感じ。

日用雑貨まで売っている。


やまうち
市をいろいろと覗いて興奮冷めやらないまま到着。
ついに駐車場の整理員を雇うほどになった。
今日はちょっとゆるめでしたが、出汁はうまい。
むっちゃ好き。
でも演歌のポスター減ってこざっぱりしちゃったな。


赤坂製麺所
山越などの土日休み系がこのへん多いので谷川までの時間つぶし&連れをわらかそうと思い赤坂に。
旧道にある看板が小綺麗になっていておやっと思うと裏の駐車場も整理されて日よけなどが出来てる。
店にはいるとカウンター奥に若い兄ちゃんが2人いてびっくり。
麺は相変わらずの緩さ。はさみで切るネギ。
ばあさんどうしたのかと思ったら奥で座り込んでる。
身体よくないらしい。
ちょっと肩すかし。


いなか
3枚別々の店名の看板あったが、ついにいなかに一本化したらしい。
地元の人が食べてんだか暇つぶししてるんだかわからないところがこの店。
超脱力店。
赤坂ついでに。


谷川米穀店
もう行く度にびっくりする混雑ぶり。
山間の県道がここだけ100メートルほど両側に駐車車両に溢れてる。
子供連れでこんな店くるな!
4人で2杯しか頼まず子供にだらだら食わせるな!
グループできて他の人食べ終わるまで待つな!
注文するときになって考えるな!
わからなかったら前もって周りに訊け!
じゃなきゃ前の人と同じ注文しろ!
うまい。
唐辛子うまい。
でも、わざわざこの山奥まで来て並んでまで食べるべきか疑問。
麺の香りが弱いのとのど越しが物足りないのかも。


上原製麺所
一気に海まで下る。坂出!
閉まっているとわかっていたがとりあえず覗く。
しまってた。ざんねーん。
こんどこそソフト麺のような袋破って茹でられる麺がなぜこんなに美味いのかしりたいなぁ。



エミちゃんけんざ???い!
細くて延びのある麺が僕の好みなんだけど、今日はちょっと力不足。でもなんだかうまい。
ポン酢と醤油とともに当たり前のように味の素が出されるところが肉体労働者の店の証(笑)
もちろん使わないけどね。
みんながんがん使ってます。


根っ子
ジャングルうどん!
閉店間際だがそこそこ腰ある。
出汁はちょっとくさい。
そろそろうどんに食べ飽きてきたので低めの評価。


多度津 桃陵公園
で、少林寺の上にある多度津港を見下ろす公園で昼寝。
まだまだ野良犬集団健在。
今日は麓が霧かかっていて、瀬戸内の島や平野の山々が浮いているようできれい。


金比羅さん
腹もふくれたので金比羅さんに今回も登る。
連れが阿波踊りの後遺症あるためのんびりと。


こんぴら狗開運みくじ
この犬の背を開くとみくじがある。
100円なのにみくじと小さくてかわいい金メッキの犬のおまもりがついてくる。これおすすめ!
ちなみに大吉引いてしまう。


疲れた身体に甘味。いつもの灸まんで。ほんと生き返る。


レンタカーを8時までに返すのを忘れていて気が付くと6時半。
ひえ??????
でも、番の州を爆走して瀬戸大橋を連れに見せる。
ほんとは、番の州の脇に地元の人もあまり知らないすごい素敵なビーチがあるんだけどなぁ
行きたかったなぁ
で、高松最後の夜は、日曜&盆でどこも休み。
瓦町の線路に沿った飲屋街のはずれにのれんも提灯も無印の怪しげな店発見。
よくみると「めし汁中村大輔」という細い木札が。。
おそるおそる入ってみると、ふつうの飲み屋というかメシ屋というか。
なんでもそこそこうまい。
夜遅くや日曜でも開いてるという意味で大切な店かも。

饂飩の旅


徳島を出たのが昼前なので午後からのスタート。
しかもお盆の土日という悪条件。
まずは、インターからのアクセスで今まで閉店遭遇率抜群(笑)のあたりやへ。
パチンコ屋の駐車場のはずれのプレハブという立地が何度行っても笑える。


麺はあいかわらず重量級なかんじ。
巡りの端にはちょうど良し。
なにより、ここの水が大好きです。


で、次はカルボナーラの三徳へ。
月釜しょうゆうどんという名なのですが、付いてくる薬味はネギ以外使わず、隠し味にセルフのところのかけ汁を拝借するのがポイント。
薬味は天ぷら取ったら使う感じ(笑)
醤油は風味付けにちょっと落とすだけ。
なぜなら、ここの麺はかなりしょっぱいから。
麺のミネラルな塩味に玉子と小麦の甘みがスーパーハーモニー。
釜玉は山越かここが好き。


この時間でも安定したうどん喰える店と言うことで上原屋へ。
ここの出汁は僕が行った百余軒中では5本の指。
トータルで好きなうどんベスト3。
3時近いのにかなりの賑わい。
七味もうまい!


もう4時近く、徳島でこれでもかというくらいの朝食を摂ったので1時間で3杯で腹も落ち着く。
連れはもうギブ気味なので温泉へ行くことに。
で、まぁ通り道からちょっと外れると池上なので覗いてみることに。僕の印象は昼しかやっていなくてたまに夕方やてるかもという記憶だたが、連れは夕方レギュラーでやってるというので。。。
行ってみるもんで、しっかりとやってました。
外に白い綺麗なテントが建って流行ってることが伺われる。
ばあちゃんは健在。口も健在。
このばあちゃんの身体からどうやってこのしっかりとした麺が生まれるのか不思議。
ふつうにうまい。(讃岐標準で!!)


せっかく池上来たのだから昼のディープトライアングル池上→久保→田井(待良)を回ってあげることに。
久保は農協の建物の裏口のような看板もないロケーションなので(それ自体笑えるが)通り過ぎるだけのつもりがまだ翌日の仕込みで開いていて怖いおかんが見えた。
東京からきたんやけど喰わせてもらえへんかとか言って、おかんにどなられてみよかという誘惑をぐっとこらえて車を出す。


で、そこから程無い海沿いのひなびた住宅街(ところが新築分譲地となって景色は一変してた)のひなびたうどん屋田井(待良)へ。
案の定、盆休みで店の前をうろうろしてるとモルタルとコテをてにしたオヤジが現れる。


やすみを利用して釜を綺麗に補修していたところだった。
せっかくだからと厨房に案内して貰う。(これが女連れのいいところかも!)
こんな釜使ってるところはもうほとんどないねぇと言いつつオヤジの声は得意げだった。
注文の時に覗くだけだった厨房の道具類も昭和初期から止まったような店内同様、味のあるものばかりだった。


すっかり嬉しくなってしまって、今回も田井(たい)食堂と待良(たいら)のどちらがほんとうの店名か聞きそびれてしまった。
ちなみにオヤジの名前が田井なのは隣の住居の表札で明らかなのだが。。。。


で、そこから海側を行くと目指す温泉に行けそうな気がしたのでちょっと車を走らせるとすぐに綺麗な人工ビーチが。
田井もふくめたこの一帯はちょっとした開発ブームなのね。
アイロンを遊ばせがてらの休憩。


そろそろ日も沈みはじめるおもむき。
温泉に浸かりながらの夕景を狙い(ってどんなロケーションかも知らないのに)、目指す神様の湯へ。
国道から不安になるような漁村の狭い道を抜けた海沿いにあった。
とっても大きな日帰り温泉。これで500円なら文句無し。
露天風呂の眺めがよし。
塩サウナよし。


このそばの山を坂出から抜けてきたトンネルを抜けたときの夜景が綺麗だった記憶から五色台を目指す。
地名が神在とか鬼無とか王越とかちょっとしたパワースポットを感じさせる地名でわくわく。
と、国道から山へはいる細い道を登ってる途中に目の前で突然の花火!視界一面に拡がる。
球数は少なかったものの花火見物には持ってこいとしか言いようのない場所で出会えた感動に、ほんと高松に着いてからの良い流れに神と仏に感謝!ってところ。
もちろん、五色台からの夜景は最高でとってもムーディーな世界を満喫。


で、市内にもどり鶴丸も讃岐家も休みのためまたまた五右衛門へ。もちろん極東。
先日ヤマだったあさりうどんがあり、連れが食す。
僕的にはあさりうどん勝負は極東が臭みがある分、引き分けかな。連れはこっちが美味いという。僕があまりにこの店を贔屓にする分、ちょっと引きずられてる気がする。
僕はもちろんカレーうどん。うまい????。麺を冷やしで食べたら美味いんじゃないかと、、、次回の楽しみが。。。。
今日も演技してるんじゃないかと思うほど入り込んでる二人。この画を見てるだけでも楽しい。
カウンターが空いていたのでラッキー。

誕生日


ふたりの誕生日の中間に合同誕生会(笑)
久しぶりの全日空ホテル

じつは。。。

マーブルから出た「オーガニックライフメッセージ」という本に僕のインタビューが載っているのだけれども、それを読んだ人から御礼のメールが来た。
多少不便でもローカルで頑張っている八百屋や良い音楽を提供してくれた人にきっちりと対価を支払うことが彼らへの投資になりそれが結局自分への投資に繋がるというようなこといったんですが、そこに反応してくれたのでした。

インタビューというのは聞き手の著作物ですから自分のイイタイコトをしっかりと伝えてくれることは皆無で、この本もその範疇に入るのでがっかりしたのですが(大谷ゆみこ、パトリス・ジュリアンなど錚々たる面子の中になぜか僕も並んでるわけで、少なからず語っている内容が似通ってしまってるはずなので削られても仕方ないが・・・・本そのものはメディアにはなかなか現れてこない誰もが本能的に感じていることを気付かせてくれるキッカケになる良い本かもしれないです)、その中でももっとも僕が伝えたかったコトに反応してくれたというのはとても嬉しかった。
2000人のホームページで逆にインタビューする側となった身にとってちょっとホッとさせてくれる事件でした。インタビューを受けた人と聞き手のアウトプットとのすれ違いが大いにあることで萎縮してしまうのではなくちょっとでも正確な断片を拾えば伝わる人には伝わるのだという聞き手としての気持ちの逃げ道を見つけられたこと。

にしても、
旅人という肩書きを貰ってしまってしんどいなぁ。

夜光虫・星空・明け方の月・虹・・・・


前日のソバリエシンポジウムからいったん家に戻り葉山一色海岸を目指す。
Blue Moonでホワイトマンの新月ライブがあるというので。。。
とはいうのはフックに過ぎず、端からライブに間に合う段取りはなく、久々の葉山で朝焼けか星空を眺められるだろうと天気予報から読んでみた。
着いたらライブも終わり最後の締めだった。ドネーションには間に合った。
Blue Moonで夜を明かすというとみな不思議そうな顔をした。
ライブ目当ての人々があっと言う間に去り、徐々に僕の大好きな葉山の夜になってきた。
そして、海に入ってみた。冷たい。足のまわりが淡く光る。夜光虫だ!
気持ちが上がっていく。
と、雲が切れてゆき見る間に星空が拡がっていく。
もう仮眠を取ろうなんて野暮は無し。静かに上がり続けるテンションでのんびりとゆんたく。


夜更かしが苦手な連れを何とか寝かしつけまた夜光虫と戯れる。
この不思議な浮遊感は上手く表現できない。素粒子っていうのかなぁ。。。
そんなことしているうちに夜が白みはじめる。
爪の先のように細い月。
浜のはずれの岬まで歩く。
やうやう白くなりゆく山ぎは すこしあかりて 紫だちたる雲の ほそくたなびきたる
なんて思わず諳んじてしまう。


陽が顔を出そうかというあたりで雲が空一面に。
ちょっとがっかりして小屋に戻りぼおっと浜を眺める。
ここで夜明かしを決め込んだ者ども達も僕を除いて沈没。
たぶん御用邸の警備の2人と僕だけの世界。


水平線辺りに見える伊豆半島が赤く色づきはじめる。赤い霧が立ち上っているような景色。
ふと気が付くと海面から立ち上る赤い光。
虹だった。
皆を起こして回る。


だんだんと円を描き立ち上ってゆき巨大な半円になった。
すげえ・・・としか言葉は出ない。
朝日が見れなかったかわりに大きな贈り物をもらう。
伊豆半島と手前の海面が黄金色に染まり、七色と言うより赤みが中心太くて大きな虹がかかり画で見る黄金郷のよう。
最高にハッピーな朝になった。

おしかけスタッフのウシオちゃんといろいろとシンクロ話で盛り上がる。わかなぱんでもバイトしてる。アシアナ基金をサポートするためのチャリティーCDタシャコールのジャケも描いてます。

Blue Moonの嬉しいところは陀陀舎のお茶が飲めるところ。
八方茶が寝不足でだるめの身体の五臓六腑に染み込むようでおそろしく滋味。
そうそう、あとわかなぱんのクッキーも買えちゃうのが素敵。わかなぱんのタルトくいて???


ひさびさの墨屋君。
生シラスを持って登場。
今日の浜は大漁だったらしい。
波も穏やかで大潮だったからかな。
ヨットを出すと行って消えていった。

今年の海小屋はぐっと垢抜けた感じ。
屋根上のテラスも健在。
昔はBlue Moon以外は旧態依然な海の家しかなく去年やっと海小屋が出来てやったーとおもったら今年はもう賑やかすぎ。
しおさい公園の麓に3軒。それがそれぞれに遅くまで音楽流してれば苦情くるわなぁ。
23時で閉店ってことになるわなぁ。。。
ちょっとやりすぎな気がする。
そうそう、
長者が崎の海小屋のバーは改装されてタイ料理屋Luai-Luaiになったそう。
夜3時までってのがうれしいかも。

エリちゃんが厨房に入っている。
水着にエプロンはちょっとH。
葉山レストハウスで供されるタルトは彼女の作。

昼前だが浜を上がる。
で、今回の目的のもう一つカノムパンへ。
明日から恒例の1ヶ月!もの夏休み。
今年もタイ旅行だそうで。
夏の稼ぎ時に休む潔さ。
発酵した梅ジュースで身体が覚醒。
休暇準備の閉店間際のため売り物はほとんどなし。
でもちょうどバナナケーキが焼き上がる!!
そばのパンは失敗作とのことでタダでもらう。

BlueFlagの人が生レイを持って現れる。
3日前に作ったとは思えない良い香り。
浜崎あゆみの海の家のために作った花輪を掲載してるREADY GO!を見せて貰う。
やばい。
花氷をコンセプトにした料理企画モノも素敵。

このまま帰ってFlying Books
ッドベースの吟遊詩人タカツキ君
のライブに行くつもりだったが、KAJI君と親しいカノムパンの兄ちゃんがMATSUで今日ドラムンのパーティーがあるよとフライヤーを見せてくれた。
くらしま君も回すのでまたまた浜まで20分歩く。
DX36の帽子が微妙なクラシマDX36歳。
アイロンにやっと心許して貰え気味なのを喜ぶ。

今日の親方KAJI PEACE。
逝かれポンチ具合もいい感じ。
パンツの色が絶妙です。

MATSUは中目の珠苑をやめた人がはじめた海の家とのことで牛すじ丼を行く。
まいう????by石塚

KAJI君くらしま君の選曲にぶっ飛んで行く。
ドラムンのパーティーって昔のレゲエパーティーみたいな雰囲気あるよねって某DJの言葉は言い得て妙。
もちろんいまいちイケテナイ感じ。ちょっとオタな感じ。

OVAのりょうま君とれいかちゃんがフライヤーを持って登場。
16日に久々のOVAMATSUでやるという。
やっと吹っ切れましたよと笑顔で。
連絡無いから引きこもってるかと思ったら夜遊びしまくってたらしい。


レイヴとかトランスとか、京都大阪とか地方のシーンのスタイルに合わせようとしてたことに限界があった。
自分が育ってきたクラブシーンのスタイルじゃなきゃ乗れない自分に気付いた。
オーガナイザーは昔でいえば神事を司る人間なんだから仕事をしないことにコンプレックスを持つ必要はない。
りょうま君あつい!
そのりょうま君とアーティストと名乗るダメな奴等と感動に対する自主的な投げ銭の仕組み造りや啓蒙の方法について話し込む。

風の人crewの女の子に虹の話とアイロンで上がったわ、ありがとうと言われてはじめてアイロンがヒーラーとなっていたことに気付く。夕方から途絶えることなく何人もの人から撫でられ続けていた。お疲れさま。

「江戸ソバリエ」シンポジウム


MAHAKALAの常連さんが神田雑学大学というNPOをやっておられて「江戸ソバリエ」シンポジウムを主催されているというので聴きに行く。
早稲田大学名誉教授 高瀬礼文氏の江戸の食文化と粋に関する講演。体調悪い感じで歯切れが悪い。こだわり、悪党など今と正反対のニュアンスの持つ言葉など興味深い脱線をしてくれる。
その後の休憩はさんだパネルディスカッションが圧巻。
巴町砂場の4代目萩原氏、有楽町更科4代目の藤村氏、神田まつや3代目の小高氏、かんだやぶそばの4代目堀田氏。
それぞれ、名だたる名店の半隠居のじいさんどもが言いたい放題一歩手前って感じ。
藤村氏の江戸のそば屋は楊枝を出さないとか、ハエが通り抜けるように盛るとかいかにもな話から、堀田氏の江戸のそば文化は主食ではなく間食(一日二食だったので)としていまのファーストフードのような存在(そばは繋がっているから素早く食べられる)だったという話、小高氏の本山葵の見分け方(湯に溶かすと辛くなくなるのが本山葵)や最近のそば屋は繋ぎやすいので粉を細かくしたから香りが飛びやすい話などもうそば好きには堪らない蘊蓄のオンパレード。

そば打ちは教えるがツユの配合は子供にも教えない。味をからだで覚えるから作れる。味は口にするよりも色で見る。毎日材料の配合が違う。でも(それゆえ)毎日同じ味に仕上がる。

うどん派の僕もおもわずそば派へ改宗する勢いでした。

司会の吉田悦子さんが上手に話の火を付けていて好感。