谷六 そば切り文目堂


最中の一吉の姉さんが勧めてくれたそば切り文目堂まで散歩
谷町筋と松屋町筋のあいだのそそられる建物が点在する一帯
もとは何の店だったのか和洋折衷の大きな建物




この写真でここの蕎麦切りわかりますよね 見た目だけで美味しい
粗い挽きぐるみ 水切り加減絶妙です
いわゆる田舎蕎麦っぽいのが出てくるかと思ったら細めの蕎麦切り
蕎麦の香りはこの時期ですからほんのり



あて数点と細切り、粗挽きのそば2種、そばがき
豆腐の味噌漬けは浅漬け このぐらいでも美味しいのね
そばがきは山芋で練ったもの ふわっふわ
卵焼きは王道のジューシー
わさびとねぎがついてきます 七味はありません
わさびは甘みの効いているもので、白金の福わうちのとろカツを食べたくなる
つゆはかつおの香るさっぱりとしたもの
粗挽きにはものたりない感じ
たぶん、関西系のそばつゆのひとつのスタイルなんですね
(そば湯で割ってもかなり美味しくいただけました)
関西圏でも篠山ろあん松田とかとはちがう作り
そば湯は濃厚
細切りはおろしで食べましたが、鰹節おいしく、つゆにパンチが加わって美味しくいただける
おろしと絡めるので乾燥気にせずちょっと時間をおいて食べたら、粗挽きよりも香りがあって蕎麦の味わいがあったので、おかわりに細切りの熱盛りを頼んでみる
とてもいい香りが立っておいしかった
きちんと笊一面にうすく広げて出してきてくれます

大阪越してきて初のそば屋だったんですが、たまには蕎麦切りいいですね
家に帰って藤村和夫師匠のそばしょくにんのこころえを図書館に予約しました
暑くなってきたのでそうめん用にかえし作っておこうか
たまには、江戸ソバリエ第1回生らしいエントリー(笑)

そば切り文目堂
大阪市中央区安堂寺町2-2-26
06-7504-5260