月: 2005年6月

傷物が多いです。
が、青い杏ってなかなか手に入らないと思います。
１０Kくらいもらいました。
ジャムにはムリと思いますので、塩漬けか酒,ジュースに。
もちろん、無肥料無農薬。
先週末に取ったものだそうで、そろそろ醗酵臭が。
早いもの順です。

山路の本がやっと出た。
日記形式、その名も「フライング・ブックス」（晶文社）。
今日（日曜日）は彼の店で出版記念パーティー。
彼がプロデュースするSUIKAがいつものごとくライブ。
音響が最低ながら、ものすごいヴァイブ。
タカツキのベースとATOMの声が胸の中でチャンプルー！
いままで、どうも頭でっかちな（あるいは不自然な）風があって乗り切れないことがあったのだが、
今日は踊る身体が途中から自然に脱力していって、ついに止まってしまった。やばい。

その余韻の中、さっそく買い求めた本を。
先達が作り上げたモノを一定距離で捉えられる彼ならではの、
イマを記録する風俗記。
数十ページほどパラパラと読んだだけだけど、古いメディアの持つ超時間感覚や世代間の橋渡しの重要さをさらりと伝えてくれる。
ロバート・ハリスの小恥ずかしい帯「フライング・ブックスは文学的なロックンロール・ラウンジであり、今の若者達が創り上げようとしているニューカルチャーの中心的空間だ！」に騙されることなく（僕よりもハリスの方が山路のことをはるかによく知っているのだからこれは最大の褒め言葉ではありますよ！でも、あまりにも、、、）手にとって欲しい本。

http://www.flying-books.com/

日曜日。
石けんを買いがてら祐天寺の自然食スーパー。
帰り道、前日の池尻稲荷の水に振られたので中目黒八幡へ。
祐天寺の商店街にEF:という野菜ソムリエ八百屋。
若い店員みな行き過ぎた活き活き。カリスマ社長の経営っぽい。
ばってんなすをはじめて試食する。
水茄子が水気が抜けてちょっとアクを利かせた感じでなかなかうまい。
一個５０円は茄子としては高い。果物としては安い。
衝動買い。
店出るときにはもうかぶりついていた。
中目黒八幡にお参り。
神泉で美味しい水。
ふっと、思い立って、先ほどの茄子をこの水をソースに食べてみる。
昇天しました。
今月の大ヒット。
福島の水蕎麦と同じで水の甘みがとアクがハーモニー。

そのまま、目黒銀座脇に開店間もない甘味処へ。
初冷やし中華。
黒ごまモノがうまい。

土曜日のすっかり遅くなった日暮れ時のこと。
美味しい水が飲みたくなって池尻稲荷へ行ったが、
境内のマンション工事のためか井戸水が止まっていた。。。
がっかり、、
が、その脇から昔の小川の跡を見付けたので、その名残の路をトレースしていくと再開発中の池尻団地。
見上げると空一面の虹。
しかも、トリプル。
お稲荷様ありがとう。